会社の打ち合わせが予想したより早く終わったので昨夜のファラオの娘のボリショイ日本公演初日に行きました。元々今晩の公演のチケットは買っていたので今回のボリショイの来日公演はバヤデルカ2回、ファラオの娘2回それぞれザハーロワの公演を一回づつ見ることとなりました。当日券でD席7000円。元々買った今晩のエコノミー券(4000円)とほとんど同じ辺りの4階席ですが当日券ですからこの差は仕方ないところか。
さて肝心の舞台の方ですがやはりザハーロワはこのような王女の役がぴったりですね。色とりどりにさまざまな衣装を着替えてそれだけでも楽しめました。8回着替えるとのことでしたが6種類の衣装かと、只ミイラからの復活、又最後にミイラに戻るという場面もありますから着替えとしては8回なのでしょうかね。ミイラ、赤チュチュ、白チュチュ、2幕で青チュチュ、結婚式の前の白い長いドレス、川底の場面の服(薄青)かと、薄青から白のドレスに戻り又最後にミイラに戻る?これだと着替え7回ですかね。
兎も角この着替えだけでも楽しめますがモスクワから大挙してきたボリショイの出演者が100名以上それに日本の子供達などのエキストラも含めて豪華な舞台です。
ザハーロワは伸び伸びと踊っていましたしウィルソン卿ータオール役のフィーリンとの踊りもぴったりでした。ラムゼ役のオシポワも元気いっぱいの踊りでした。
若手有望株で大好きな漁師の妻役 シプリナも何時もの調子で綺麗な踊り。
猿役の岩田さんは猿になりきった演技、踊り。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団は多分ファラオの娘は以前演奏されたことはないのではとちょっと心配していましたが破綻の無い演奏で無難でしたしそもそも昨年11月に2回Moscowでファラオの娘を見たのは音響効果がひどくオケがマイクを使うクレムリンの大ホールでしたので折角のボリショイのオケの音が生でキチンと聞こえないというホールにてそれと比較すれば東京文化会館はずっと音響が良い。
このバレエはボリショイの新ステージでは舞台装置が入りきれない大規模なバレエです。これを音響効果の良い劇場で楽しめる日本の皆様はラッキーです。
お馬のケイコちゃんも活躍していましたね。
是非皆様もお出掛け下さい。
今晩アレクサンドロワのアスピシア役、ツィスカリーゼのタオール役を見て明日モスクワに戻ります
来週のコーラスの公演のご成功お祈りしています。どういうメンバーなの?
グラチョーワ曰く、「私はニキヤを生きている」ならば、9日のザハロワは、「舞台の上で、アスピッチャ姫を生きていた」
神々しいニキヤとは役作りを変え、可愛さ満開。踊りの繊細なニュアンス、足捌きの愛嬌、仕草の優雅さ。世の穢れを知らぬかのような感性。ボリショイの中に一人キーロフの姫がいるなんていいたくない。あの価値が
省みられなくなり、バシバシ踊るのだけが重用されたら嫌だなと。
ボリショイのメーク係GJ!ボリショイのザハロワが一番美しい。演出が私の好みでなく、ザハロワ以外で見れない気がして、券あったんですけど2日目以降はリタイヤしました。ヤツェンコやシプリナの好演を聞き嬉しかったです。個人的に好きなダンサーのグダーノフ、他の演目で見たかったです。
岡田様という方のご意見、”お客もよかった”とは、さすがですね。私も内心そう思ってますが、誰もいわないので。いいお客を集められるのもスターの条件か。
お久しぶり。連絡せずに失礼しました。ボリショイ4日、野球2日、温泉2日、会社2日といったScheduleでしたので殆ど余裕無く それにGOLDEN WEEKで皆さん家庭サービスでお忙しいだろうと思い声をかけませんでした。次の帰国は年末、年始となるかと思います。コーラスのメンバーはロシア人が半分、男性はモスクワ駐在の外人でカナダ大使館とかEUの代表部とかの勤務です。
NANAさん
グラチョーワ曰く、「私はニキヤを生きている」ならば、9日のザハロワは、「舞台の上で、アスピッチャ姫を生きていた」とのコメントはどこかに載っていたのでしょうか?それともNANAさんはグラチョーワを御存知? 確かにぴったりでした。
グラチョーワが、インタビューで「私はニキヤを生きています」と言っていた。
そういう言い方もあるのか~、と思った私が、それを真似て「ザハロワはアスピッチャを生きていた」と、言ってみた。後半は私の意見でございます~。
誤解させる書き方で、すんません。訂正まで。
岡田様という方、偉い先生のようで、勝手にコメントいれて失礼しました。タイムリーなご意見だったもので。
ザハロワは、以前「眠り」を見たとき、全然演技してない時があったんです。(ちゃんとやってたときもあったと思う)見た目がお姫様なので、それでもオーロラに見えたけど。9日は、「演技」「なりきる」という以上のレベルのことをやっていたと思います。
そのことに感嘆してかいてしまいました。
そういうことだったのですね。勘違い失礼しました。
岡田先生は弁護士先生です。