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ADHDの診断を受け児童(小2)

2019年04月20日 | 教育
1 主訴

・多動傾向で授業中に教室から出てしまう。やりたくないことがあると怒り出す。

2 経過

・相談後,医療機関に受診した。その結果ADHDの診断が下りた。

・養育の中心である祖母はとにかく勉強をさせようとしていたが,障害の特性から
 無理にさせない方がよいことを理解することができた。

・ドクターより,うまくかかわっていくことで,しっかりした子になるという話を
 聞き,安心できたとのことだった。

・ドクターからは,とにかく怒ったり叱ったりせず,笑顔で「ごめんね,○○して
 くれる?」という言い方で対応してください,と言われたそうだが,なかなかそ
 のように急に接することはできず,困った気持ちもあるようだった。

・月に一回通院して状況を話すこととなった。

3 対応


・ドクターのアドバイスを尊重しながら,WISCの数値を基に学習支援の具体的なお
 話をした。

・祖母,担任,特別支援学級担任,支援員とともに,祖母の話を聞きながら共通理
 解を図った。

・祖母は無理に学習をさせることはしないようにすると話されていた。

・学級では,スモールステップでの学習を意識したり,スケジュールをよく確認し
 たりと,分かりやすさを意識していくこととなった。




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