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特別支援教育 授業の基礎・基本スキル  補 関係性/評価・評定

2018年11月17日 | 教育
補 関係性をまず作る

・新しい子ども達を迎える。その子ども達が発達障害や知的障害を抱えている場合,
 また,さらに二次障害を抱えている場合,
①特性に応じた指導
②認知に応じた指導
③関係性の構築
 の3つが必要となる。その中で,最も重要なのは,③関係性の構築である。
 自己肯定感が下がり,周りの人間を敵視している場合もある。そのとき,
「関係性の構築」を図らずに,認知に応じた指導も,特性に応じた指導も
何も受け付けない。関係ができて,初めて指導ができるようになるのである。
尊敬するベテランの教諭は,クラスにキャッチボール用のグローブやボールを
常備している。それでまずはキャッチボールをするのである。暴言を吐いていても,
キャッチボールはする。そこから関係性ができると,信頼感が生まれ,
様々な能力を発揮し始める。まずは関係性である。


評定・評価 
               各 1~5点
項目 判定
1 笑顔をつくる
2 目線を合わせる
3 ほめる
4 作業指示を入れる
5 具体的でシンプルな指示をする
6 スモールステップで組み立てる
7 待つ
8 主意説明をする
9 環境設定をする
10 発達段階に応じた対応をする
合計

※ 基礎基本力 1~20初級 / 21~30標準 / 
       31~40中級 / 41~50上級レベル
  (一応の目安となります。)
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