奈良・紅葉と検索してヒットした正暦寺。
お酒の発祥のお寺という知識はあったけど、紅葉が綺麗なら有無も言わせず行って来ました。
奈良から約40分ほどバスに乗ります。山道が狭いので小さいバスでの運航。
なので満員パンパンとなり通勤時間の東急のよう…。
マニアックなお寺すぎなので、年配(70歳はみんないってる感じ)の方ばかり。30,40代の私達夫婦も浮くのにまさかの骨折小学男児、未就学園児の二人。完全アウェイな雰囲気。骨折していようが席を譲られるとかありませんでした(笑)。
一時間に一本しかバスがないので一時間以内のお参り。
前の週が超見頃、行った時は残っててよかった感が否めませんでしたが、奈良の町よりは山深いだけあって目を見張るような紅さのもみじがちらほらありました。
やはり関東の紅葉とは違い紅色、黄色の鮮やかさが美しい。
立派な石垣は昔の繁栄をうかがい知ることができます。
ご本尊の薬師如来秘仏(白鳳期)が特別公開されていました。やさしさのある表情とあぐらではなく台座に腰かけた姿が印象的なご本尊。親しみのあるおもむきは地元の人たちに大切に、見守った仏像であったことを感じさせられました。
またお庭のある福寿院(写真)にある孔雀明王(鎌倉時代)に子供達は釘ずけに。美しい顔の明王が孔雀に乗っています。孔雀は毒虫・毒蛇を好んで食べ、災害、災難、煩悩を毒とみてそれらから人々を守ってくれるとのこと。必見です。
奈良1日目午前中終了。