も~さんブログ

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6月25日 工房本体の倒壊成功

2019-06-25 16:21:57 | 日記
今回の木工工房解体の最大の工事は、本体を倒壊させる事だ。
昨日は準備作業を行った。
倒壊の際に予想外の倒れ方をすれば、次の作業に支障をきたす。
一番の不安事項はすんなり地上まで落ちないで宙ぶらりんになることだ。
現在本体部分を支えているのは北側の柱が5本、西側の柱が3本、東側は柱がなく隣の建屋に屋根の構造物が付いている。
先ずは北側の柱を撤去する。

2本の柱にロープを掛けて、2本だけを取る。

2本の柱は途中から切り離した。
他の3本は切れる寸前まで切り口を入れた。
車で引っ張る。
バリバリと音を立てて、柱は取れたが2本でなく5本が取れてしまった。
予想は外れたが良い結果になった。
本体は倒れずに、西側の3本の柱で支えられた。

3本にはかなりの荷重が掛かっている。
3本に切れ目を入れ、90%位をカットした。
ぐらぐら状態だがまだ落ちない。
この辺りが以前家を解体したときの経験が生きている。さて何処を外そうか。
一番北側の柱を車で引くことにした。ここを外せば3本とも倒れる計算だ。
車で柱を引く。
すんなり外れたが、他の2本は倒れない。
この時点で本体は落ちていない。
残りの2本の内、北側の1本にロープを掛けて引く。
これを外せば、残りの1本も一緒に倒れるはずだ。
車で引く。
バリバリと音を立てて本体が崩れ落ちた。



計画した方向にぴったり落下した。
上田さんが駆けてきて両手を出した。
こちらも両手を出して握り、成功を喜ぶ。
上田さんは私のやり方を上手くいかないと思っていたそうだ。
それが説明通りいったので凄い凄いと喜んでいた。
これでひと安心だ。
後は地上から低い位置で作業できるので楽だ。
最後に屋根のトタンを90%くらい外し今日の作業を終えた。


今日も右足で釘を踏み込んだ。
土踏まずの後ろだ。
金槌で叩いて血をだし、消毒液と軟膏を塗る。
金槌で叩くのは昔からの言い伝えだ。
前回の時より傷が痛む。
明日は大丈夫かな。