〇関ケ原~醒ヶ井宿
関ケ原古戦場の見物後「不破の関所」、今須峠を越え、近江路に入り、今須宿⇒柏原宿ー醒井宿を目指す。
◇不破の関所
関ヶ原の直ぐ側(近江側)に、壬申の乱の翌年に天下の異変に備えるため、天武天皇が「不破の関所」を設立、このあたりが過去にも東西の紛争の接点地域でこれを見張るための関所であったようです。
◇常盤御前の墓
もう一点、「常盤御前のお墓」がありました。こんな所に何故?と言う疑問が生じましたが、(牛若丸が鞍馬山を抜けだし、東国へ走ったという話しを聞き、乳母と共に、ここまで追っかけて来たが、山賊に殺されてしまった。土地の人が、 あわれと思ってここにお墓を作ったという事のようです。)
◇今須峠
今須峠は、中山道の関ケ原宿と今須宿の間にある標高160mほどの峠です。 その昔には、険しい坂道と雪深さで、天下の難所として旅人たちの足を阻んできたといいます。
◇今須宿
中山道美濃路の最西端の区間です。 「車返しの坂(途中で途絶えてしまっている)」や「寝物語の碑」などの遺構が残っています。 「寝物語の碑」の先に小さな側溝があります。この側溝が「美濃国」と「近江国」の国境で、数々の伝説と遺構を残した中山道美濃路の終点です。
08/18中山道紀行-23(関ケ原~今須宿~柏原宿)
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