下記の記事のコメント欄に以下の投稿がございました。
ーーーー 以下、コメントのやり取り ーーーーー
不知火丸
コレも時代の流れ?
https://blog.goo.ne.jp/shiranui-maru
先日はコメント有難うございました。
こちらこそ、宜しくお願いいたしいます。
この時季は新卒者の『採用●日で退職』とか『退職代行』なんて話題が目につきます。
この先何十年と社会で働いていくには、ある程度の我慢は必要だと思うんですが…。『何事も修行のうち』とか『若いうちの苦労は買ってでもしろ』なんて、時代錯誤なんでしょうかね。
不知火丸様
コメントありがとうございました。時代錯誤ではないですし、基本的にはそうだと思います。但し、この環境が25年前からずっと続いていて変化がないことに違和感を感じます。
ーーーーー ここまで ーーーーーーーーーーー
私がこの問題について、前の世代の時代錯誤を懸念するものは、以下のものがあります。
先ず、特殊詐欺に該当する営業手法を行えば、従業員の立場でも刑事責任を問われる場合がある認識があるか否かです。
以前、私はバス会社に転職しようと思い、人材紹介会社のサイトに登録したことがあります。
しばらくして、スカウトメールが届き、スカウト内容が書かれたURLをクリックして確認をしていました。
すると、そのメールを見た月に該当する携帯料金が異常に高かったのを覚えています。
要するに、ワンクリック詐偽という特殊詐欺に該当する行為です。もしも私が被害届を出せば関わった従業員もろとも逮捕されます。
もしも、普通の人材紹介会社と思い入社した若い新卒社員は、会社の行為で不本意に逮捕される可能性があります。
次に、インターネットの普及により特定商取引法にかかる営業手法を行う会社は、匿名で容赦なくさらされるリスクがあり、そこに巻き込まれるリスクがあることです。
最近、YouTubeで詐偽セミナーに突撃取材という自称世直し系の方々がいますが、彼らのように社会正義を盾にインターネット上に容赦なく晒す人間もいます。
詐偽会社と知らずに入社した新卒社員は、会社の行為で一生のデジタルタトゥーを負う可能性があります。
最低限この2つぐらいは、前の世代との明らかな就職環境の違いと認識しておく必要があると思います。
変に「何事も修行のうち」、「若いときの苦労は勝手でもしろ。」と若者にアドバイスすると、その若者が逮捕されたときに犯行集団との関係を疑われたり、曲解してインターネットにさらされる可能性があるので注意が必要です。
時価会計を簿価会計に変えることは今後考えられないので、若い人には酷ですがなるべく大手企業に就職して安定した生き方をおすすめします。
どうしても大胆にチャレンジをしたい意欲ある若者は、ベトナムやタイなどの新興国での就職を考えてはいかがでしょうか?
平均年齢50歳の日本では、若い人の意欲やバイタリティーは空回りしやすくなり、新たなチャレンジには不向きだからです。