仲間と食事をした際に和服の話になったことがある。最近では、結婚式といえども和服を着る女性が少ないという。「文芸春秋」十月号の「蓋棺録」によれば、「着物は着る人の魂のよりどころです。」と鶴見和子は語り、常に和服で生活したとある。60歳代になって、足腰を鍛えるために中断していた日本舞踊の稽古まで始めたそうである。
鶴見和子(享年88歳)は鶴見俊輔の姉さん女房だと思っていた。思い込みに反して実のお姉さんであった。往々こういう種類の思い込みがあるものだ。
鶴見和子(享年88歳)は鶴見俊輔の姉さん女房だと思っていた。思い込みに反して実のお姉さんであった。往々こういう種類の思い込みがあるものだ。