旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

新年会と鳥

2011年01月23日 19時01分39秒 | Weblog
週末金曜には、中学時代の同窓生との新年会があった。ビジネスマンとしてのゴールを迎えて既に年金生活に入った者、第二の人生を歩む者、家業の役員や創業者として経営の困難さに直面する者、専業主婦がいれば、長年の勤務を終えて主婦に復帰した者もいる。共通の話題が少なくなくなる一方で、誰しも避けては通れないお金の話や家族の話、遊び、政治や不倫などの話はなお盛んだ。

新年会の前に古本屋で「広島県の野鳥 1980 広島県」を購入した。わが家の庭を訪れる鳥たちの種は20種を下らないことに休日になると気がつく。スズメ、カラス、ヒヨドリ、メジロにホオジロ、ヤマバトあたりまではわかるのだが、ときおり集団で訪れる鳥や、ヒヨドリ並みの大きさの鳥の名がわからない。近くの高瀬堰下流にたむろする大型の鳥の名もその多くが不明だ。名を知ったからどーってことはないのだが気にかかる。

詮索する気はないとはいえ同窓生たちがどのような生活を送ってきたのかが気にかかるように、鳥たちがこの広島県でどのように分布し、各々がどのような生態をもっているのか気にかかる。ひとが相手のなら詮索すると嫌われようが、鳥が相手では嫌われることもあるまい。「広島県の野鳥 1980 広島県」は日本鳥類保護連盟広島県支部の編集だ。カラー写真をひととおりみただけでかなりの種類の鳥の名をや生態を知ることができた。思えば、固有名詞を正確に覚えその属性について知っておくことが重要性なことを知って久しい。

ひろしま男子駅伝

2011年01月23日 17時44分09秒 | Weblog
頭脳に過剰な栄養を与えた後は、ゆっくりと落ちて行くのを待つ。頭が凝らない図鑑を求めて大手町のブックオフにでかけたらNHK広島あたりが何やら騒がしい。根っから野次馬精神と好奇心の塊だから足は自ずとその界隈に向かう。NHK広島前の広場では全国各県の物産展をやっていた。

自認する食道楽だ。岩手県で「ホタテの炭火焼」、北海道で「蒸しじゃがバター」、島根県で「舞茸の天ぷらいり出雲そば」を食べたら腹いっぱいになった。NHKの一階でトーク番組の実況をやっていたので入ってみた。狭い会場は人であふれていた。ステージに目をやると、どこかで見たようなひとがアナウンサーと話をしている。

雑音性難聴という持病があってやや聞き取りにくい。それでも「ソウさん、ソウさん」としきりにアナウンサーが声をかけているので、ああ、あのお顔は、昔懐かしいかの宗茂さんか、宗猛のいずれかに違いない。宗さん兄弟のいづれかわからないが、随分の中年太りで面影がやや薄い。そういえば、ひろしま男子駅伝は県対抗だった、あす開催かと思い出すのと、若かりし頃の宗兄弟を思い出すのとほぼ同時だった。