旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

カント

2013年01月03日 11時01分55秒 | Weblog
中央公論「世界の名著 カント」帯文によれば、カントが生涯をかけて追及したのは、自然の理法と道徳の理法に正しい位置を与えることであった。

河出「世界の大思想 カント」の解題によれば、『ヒュームから学んだ懐疑の精神によってめざめた「批判精神」の上で、「自然の法則」(ニュートンによって外界に向かって開かれた物理学者の目)と「人間の尊厳」(ルソーによって内界に向かって開かれた生きた人間の目)という軸の両極が、人間の自意識という軸で結びついた。(殆ど改竄)』ということになる。

「諸君はわたしのところで哲学を学ぶのではない。哲学することを学ぶだろう。ただ口真似をするために思想を学ぶのではない。思惟することを学ぶだろう。(一部改竄)カント」