むかわの阿呆演劇日誌

演劇についての劇日誌やつれづれの演劇、映画の感想や日々のつぶやき。写真もあげます。

大衆演劇散歩記「うそのうそはほんと」

2010年07月11日 17時14分59秒 | Weblog
激団華月 華月照師
2010年7月10日(土)PM5:00~8:15 鈴成座

2回目。いいものは思い引きずられているものは感想が書きにくい。それはこちらに気が残りつづけるからかもしれない。

第1部 ミニショー
テンポよく、各踊りが展開する。みせてはいるがこの段階ではほんとさわりという感じ。

第2部 お芝居「長屋太平記 文七元結」
おどぼけでありながら、江戸っ子な熊さんが借金のために吉原に娘を売って50両の金を手にしてしまう。その大事な金を、店の預り金を失って途方にくれ、みを投げようとしている文七同情して、あっさりとあげてしまう。
江戸っ子のやせがまんというがひとを思いやらずにはいられない庶民の心意気をみせる喜劇。華月照師の眼がかわいい三枚目でこちらが愉快になってくる。

どこかに貧乏せつなさがあるのに、心意気、思い入れにひとは救い、救われるというのがいい。

第3部 舞踊ショー
照師座長のはやがえが鮮やか。表方若い5名でありながら、一生懸命がいい。華月涙の周りをみて流れや空気を読んでいるための、目線がひとつ下向きなのが、気になる。自分の世界をもっとはじけてみせてぼしい。気になる女優さんだ。

石川さゆり「転がる石」での殺陣ショーはかっこよくすっきりする。
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