むかわの阿呆演劇日誌

演劇についての劇日誌やつれづれの演劇、映画の感想や日々のつぶやき。写真もあげます。

誰の演出なのか、ダブル、から。

2012年04月28日 10時10分48秒 | Weblog
今日はいま、大阪城公演駅前にひとを待っている。

これから、とある芝居の整理券をもらうために、早くから並ぶのだ。

それも3時間前から、わくわくどきどき。
いまは1番がとれるのかで、やきもきしている。
なぜって、それは自分が演劇阿呆うだからだ。
ほんとにやりはじめたなんでも吸収してやるぞ。
負けちゃいられないという自分の妄想に入れるからだ。
もう50になるのに、このこどもみたいなわくわくが
とまらない。

芝居はそんな魔力がある。もちろん、おしゃれして
豪華な劇場で、商業演劇や歌舞伎をみるのもいいが、

それだけではない。
周りのはやりにのらずに、自分だけが好きな
小劇場をみることもいいが、テント芝居はさらにいい。
唐組「海星(ひとで)」72歳唐十郎をみる。


今年は1番にはなれなかった。唐組の整理券取りに
2番だった。でも、なかなか楽しい券取りはいい。

さて、隣の大阪城ホール、なんとKARAである。
韓国アイドルPOPグループである。

なんと唐とKARA。奇妙な組み合わせ。
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大衆演劇散歩記「花ははなのごとく」

2012年04月26日 23時20分41秒 | Weblog
劇団武る  三条すすむ
2012年4月26日(木)PM12:00~3:15 鈴成座

第1部 顔みせミニショー
冠二郎「炎」ではじまり、中村直斗、夜桜紫龍、藤千之丞と続き、ラストに座長三条すすむと。さらりと流れゆく

第2部 お芝居「やくざの恋」
龍神一家の親分が小料理屋の
娘に惚れて通いつめて、自分の
女房にといいよるがふられ、腹いせに貸していた金の利息を貸したときにはいらないといっていたが法外な値で、催促する。
困ったおさよはこれまた、通いつめてくれる旅人の半次郎に相談する。半次郎はなんとかしてやろうと出ていく。実は半次郎もおさよが好きであったが、おさよはやくざではない人足の富三と相惚れだったのだった。
 馬鹿な男たちの好いたはれたの
喜劇。座長は龍神一家の子分
亀役でちょこまか、動いて芝居を盛り上げる。

第3部 舞踊ショー
ラストは花の慶次。華やかなで勇ましい漢をみせる。三条すすむの女形のやわらかな妖艶さは
いつ見てもうつくしい。からっぽであるがゆえの、美しさがある。花ははなのごとし。そうあることの力がある。

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現代演劇迷想記「それで。わたしは」

2012年04月23日 21時49分16秒 | Weblog
ピンク地底人番外公演「君がいなくても」
作・演出:ピンク地底人3号
2012年4月23日(月)PM7:00~8:00くらい  アトリエ劇研

とある女性の話。息子のことを探しつづける女。その女が街の人たちに声かけてはなすが、バラバラ。名前だけがあって、女には声が聞こえる。その女は妊婦にあこがれたり、こどもさがしまわったり、コインロッカーに捨てられたこどもを拾うが奪われたり。
息子は不在。いや、女のなかで
存在するのだ。女も周りによって、かつて自分がいいふらしたかのように、年齢も立場も変容する。ホームレスのような朽ちた女であろうと、女は息子を思う。見ながら、ひとりの若い女優が演じているが、君を思う力がはかなかろうが、かなしくみえようが、くっきりと存在する。その力を感じた。

影である。いとおしい影。君がいなくても、それがたとえ妄想であろうと。存在する。

それは、街のなかで生きる限りつみかさなり続けるひとからうまれてくるのだ。

ひきこもりは、まさにそんな影を大切にし、演劇はまさにそんな影から幻を産む。

面白い芝居だった。それは外に出てわかる。いつも疲れが消えて、夜が静かにあるのを感じたからだ。


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芝居夢中記「宇治に元気な四姉妹」

2012年04月21日 12時43分09秒 | Weblog

芝居夢中記「宇治でがんばる四姉妹」
創造集団PTI’ACE「四姉妹物語」
構成・演出:岬高志
2012年4月21日(土)AM10:30~11:35
宇治産業会館 多目的ホール

宇治、城陽発信で活動しはじめた演劇集団。役者のエチュードの積み重ねでつくりあげた芝居。タイトル通り、四姉妹のなかの家族の模様や長女の結婚で揺れる家族の思いが描かれる。
みた感じはこの仲間の仲間力が楽しくあるのがいいなあ。稽古からの経験を楽しんでつくってきたんだろうなあと思える芝居でした。物語が役者の会話エチュードで成り立つことは、すごく素に近い個々のキャラクターがたちあがっていくのでその部分がみせる所になる。

 だから、先ほど書いたように役者の稽古の日々でどれだけ
真剣に楽しくやってきたかのつみかさねが場面の空気となっ
て立ち上がる。

 そういう部分で女の子たちの家族の会話のささいなきびが面白い。四女の役の格好といい、会話といいポップな感じがやはりすぐ目についた。残念ながら、長女、次女、三女は四女からのみた感じ、現れた感じからいうと、キャラクターのあらわれが弱いし、キャラの立ち上がりが個々ののりなっていて、会話のなかで、あらわれる感じはもう少しつくりこんでほしいなあ
 その点で、長女の結婚での、ここの思いは全員からの声を聞きたいなあ。また、長女が着替えをしている所の四女と四女の友人の会話は会話を作り出さないといけない待ち間になっていてもう少し工夫がほしいです。
 と、どうしても作りての眼差しでみると、あれこれ、面白くすることを、考えてしまうが、
ただ、みているものとしては初々しい若い力やその生活の気軽な豊かさが現れていて、みて
いて優しい気持ちになれました。音楽もマッチしていて、いい歌でした。宇治という緑に囲まれたのどかな地で育つ草木や花のようなはなやぎがいいです。これからも、宇治を大切に地域にでていってほしい集団でした。
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さくらは満開、はなひらくなかに。

2012年04月10日 22時36分02秒 | Weblog
シアターワーク京都そらまめ「さくら晴れ」
シアターワーク豊中そらまめ「さくら吹雪 男の誓い」

4月7日土曜日に公演して、春を色々感じさせていただきました。

芝居は現場です。ライブです。そこにいるものしかわからないまつり
です。

ほんとです。また、いきいきしましたぜ。
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春はひとが動いている。

2012年04月07日 09時23分20秒 | Weblog
このさくらの行楽の気分のなかでも、芝居はやっている。
わたしたちも、いまから青天とカフェでのライブ公演だ。

そんななか、一通のハガキ。大阪の若手劇団 尼崎ロマンポルノが解散の
お知らせ。残念だ。東京も精華小劇場もアイホールも上演していたので、

確かに集団意識は低くなり、個人意識があがってきたからかもしれない。
芝居に大切なのは、座組だとおもう。とある花街個人技芸が目立つもの
になっているようで。政治がまとめられないのだから、こりゃ、日本人
の品の低下か。

まだまだ、被災や原発被害は進行しているのに、産業界は巻き返そうと
やっきになって、原発再稼働というあがきをはじめている。あがきがひ
らきなおりにするのか。

もう、バラバラにして、ガラガラポンをすれば、政治は刷新されていく
のは、間違いし、ファシズム→不安沈むが進行している。そんなとき、
カリスマ→仮姿魔を大衆は求めていく。

はじまりました。2012年狂躁曲が。

さくら咲くなか、あわてさせれず。しっかり、苦楽ともにぐっといこう。
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あした、さくら、ともに、楽しみ。

2012年04月06日 23時08分49秒 | Weblog
明日は豊中で出番です。

2012年4月7日(土) 岡町さくらまつり 場所
岡町ぞうさん公演
シアターワーク京都そらまめ
大衆歌謡ショー「さくら晴れ」
PM1:30~2:00

kitto桜ナイト 場所 カフェkitto
シアターワーク豊中そらまめ
大衆歌謡お芝居ショー「さくら吹雪 男の誓い」
PM6:00頃~30分

街を芝居で遊びます。春の贅沢です。
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夜の三条は寒いのに、鴨川からジャンベの音を聞きながら

2012年04月05日 11時19分20秒 | Weblog
4月5日 木曜日

昨日の夜はぶんげい一座の朗読劇の稽古日。
東山いきいき活動センター。6名。急遽、親しくなりはじめている
出町地域のイベントが4月15日日曜日にあり、この前上演した京極小児童文集の
再演。15分。重なり合うイベントですが、意外に大切。

今週末はシアターワーク京都そらまめとシアターワーク豊中そらまめの
ともに、上演がある。

ありがたいことです。なんやかやと春を開くものとしてのイベントがあることは。

懐ぐあいは少々さびしいのも、現実。

まあ、それでも、今日いきている。

今日はこれからひと仕事で、夜は6月の
ハレンチキャラメル「ステテコホテル」の顔合わせです。
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春の嵐になっても。

2012年04月03日 23時43分32秒 | Weblog
今日はシアターワーク京都そらまめの稽古。

稽古場所の南青少年活動センターもこの嵐で人はすくなし。
それでも、今日はみなみカフェは営業。就労きっかけになる若者とともに
カフェをしている。今日のメニューはいわしとトマトソースのパスタとコーヒーで
250円。少し薄味でしたと感想をつげる。

JRが電車遅れで、メンバーもおくれたが、稽古はぎゅっと。

今週末の豊中、岡町さくらまつり 大衆歌謡ショー「さくら晴れ」とコミュニティカフェkittoでの大衆歌謡お芝居ショー「さくら吹雪 男の誓い」で春発動です。
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