むかわの阿呆演劇日誌

演劇についての劇日誌やつれづれの演劇、映画の感想や日々のつぶやき。写真もあげます。

現代演劇迷想記2017 劇団未踏座(学生演劇)

2017年04月23日 12時47分08秒 | 演劇日記
劇団未踏座「家庭教師のドライ」

日時:2017年4月13日木曜日 午後5:00~5:35
場所:龍谷大学学友会館3階大ホール

昔から名前は知っていたのだが、灯台もと暗し。
今までは見に行ったことはなかったが、近年自分のなかで、あらゆるものが演劇と思い、
、プロ、アマ関係なく、きっかけがあればみようと思ったのだ。春は新鮮さが大切。
学生さんたちも新人に入ってもらうために、いかにやっているのか
どこもふざけてつくっているところなんてない。ただ、なにを意識してつくっているかが違うだけだ。
学生劇団でも最近は多くのチラシがはさみこまれる。同じ学生劇団でも、大谷大学、府立大学、立命館大学、京都大学、橘大学まで。残念ながら、文教大学は挟みこまれていなかったけど。学生劇団同士のつながりがあり、わざわざ挟みこみに制作さんがいっているということだ。芝居の活動として、制作作業として動いている。残念だが、社会人劇団は専属制作をおけばいいが、なかなかできない。もうすこしそこらへんもつながっていかないか。

劇団未踏座は創立92年の公認サークル劇団。
最寄は京阪深草から西へ5分。
深草学舎の一番南西。学友会館。
学生たちがクラブのために使う建物。
学友会館そば、南北に走る師団街道、東西に走る府道201号線は龍谷大生が集まる所。ラーメン屋、居酒屋、カフェも集まる。
弁当屋に、100円パン屋もある。もちろん、コンビ二もある。やはり、学生さんが行きかう所
は活気が沸いてくる。

今回は新人勧誘公演として上演された。
大ホールは立派な建物で、ホールの座椅子で
快適にみれる環境。
大ホールの舞台にしっかりとしたワンルームマンションの一室。台所に水道や電化製品など、リアル部屋をしっかり作っていた。
そのなかで、大学生タカシが後輩とはなしているなかで、家庭教師のドライが得体しれない現れて、そこに、ライバルのウェットがあらわれ、母がきて、隣のおじーちゃんまできて、ぐるぐるばたばた。ドタバタコメディ。

原作は原くくる。原くくるは六本木高校の演劇部とのこと。異例な形で出版されているなかの一本。でも、原作なので、そのエッセンスで芝居をつくられている。

勧誘公演ということもあるのだろうか。30分くらいで、お話よりもキャラクターがみえるショーのような芝居であった。
家庭教師役の二人、母親役、女優さんたちがのりを力いっぱい演じていた。
勢いという新鮮さは軽く、はじめてみるひとに親近なるものになっていた。新歓公演としては気軽な感じ。
次回は長い芝居もみてみたいですね。


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