虫めずる主婦

息子たちと虫とりしてるうちに、虫と変形菌と冬虫夏草にハマった主婦の日記。

秋の庭で

2019-10-17 08:44:56 | 日記
だんだんと寒々しい空になっている毎日だが、晴れ間に出てくる秋の庭の虫たち。

綺麗な配色のホタルガ


台風明けに現れた変形菌のまわりをうろちょろしていたゾウムシは、ウスモンカレキゾウムシかな?


10日ほど前に葉っぱの上を行来しているゴミの塊。よく見ると頭があるよーな‥これ、虫?‥と思ったら、やっぱり自然観察の会に参加したときに詳しい方に聞いたら、カゲロウの一種の幼虫だとのこと。

「ゴミ」「背負う」「虫」と検索してみると、やはり同じことを思う方がいるようだ。同じ検索をしてたどり着いた人がブログを書いていた。名前は「クサカゲロウ」だそうだ。
成虫の写真を見る。あ、これよくその辺に舞っているやつだ、と思い当たった。それにしても、検索すると、すぐ、「駆除方法」などと出てくる。ざっくり見たところ人間にとっては益虫で、何も悪いことしないようなのに、目に入っただけで気持ち悪いと駆除しようとする人が多いのは残念な気がする。

今年は気候のせいもあって、虫が全体的に少ないような気がしていたが、先日テレビでカマキリ先生も言っていたけれど、それにしても、子どものころより随分減った気がする。
人間も虫も世界の生き物のバランスの中の一部で、その虫が激減したら、どんなことが起こるか‥あの北欧の女の子じゃないけど、やっぱり人間が全ての生き物の頂点であると経済重視で突き進むのは違うよなと思う。
でも‥台風の被害を見て、二子玉の自然景観重視の無堤防も、大規模に自然生物を一掃して建設するダムや地下神殿も、結局は人間中心の考え方。我々はどうしたって人間だから、人間の命を守りつつ自然も保ちたい、そのバランスをとるにはどうしたらよいか、そう考えるのも、エゴなのかな。小さな虫1つで、いろいろ考えてしまう、今日は仕事が休みの兼業主婦の朝であった。
おっと、早く子どもを幼稚園へ送らなきゃ‥!