虫めずる主婦

息子たちと虫とりしてるうちに、虫と変形菌と冬虫夏草にハマった主婦の日記。

庭の朽ち木に変形菌2

2019-10-22 05:43:31 | 日記
先日の台風で、庭の朽ち木に出現した変形菌の子実体。
雨降りで壊れちゃったよな~と思って昨日また覗いてみたら、
昨日も雨上がりでまた出現していたみたい🎶
しかも、何だろう、先週のとはちょっと違う気がする。でも、それがわかる記録ができない‥
接写の無料アプリを入れてみたが、いまいち難しい。タダじゃダメだよね‥やっぱり。

先週出てきたシロウツボホコリっぽいものの成れの果てがツブツブしている中、長い柄のあるカタホコリっぽいやつがニョキニョキ生えてる。



この前と同じウツボホコリっぽいのもあった。

古い、庭のある実家に皆で住んでいるため、よくわからない木の端くれとか置いてあるままなんだが、変形菌を庭で見るのは前回の台風が初。もっといたのかもしれないけど、台風前にたくさん整理してしまったおかげで、ピンポイントで発見できたのかも。
今度は変形体のすがたを見たいな‥。雨上がりすぐに見れば見られるかな?
しかし、この朽ち木の中はどうなってるのだろう?増井くんの「世界は変形菌でいっぱいだ」で、変形体の自他の見分け方の研究についてあったけれど、山でもよく、1つの朽ち木にたくさんの種類の変形菌の子実体が出ていることがあるが、中でどう住み分けているのかな?時間差で動いているとか‥増井くんの言っている、体を覆う粘液鞘でスレスレ交わらないように避けながら生きてるのかも。
そもそも、「自」はどこまでなんだろう。以前、横浜市の山の方に住む親戚の家へ行った折に、近くの小さな公園で子どもと遊んでいたら、公園の周囲の生け垣づたいに、ぐるりとツノホコリが地面に子実体を作っていた。これは個体としては1個体なのだろうか。1つの森の中でも、だいたい現れやすい変形菌がいたとして、1個体が飛ばす胞子同士が出合う率が高い場合、近い遺伝情報を持つ胞子同士で繁殖していくことが多くないのかな。植物もそうだけど、あれで有性生殖っていうのも変な感じがする。同じ「自分」が子実体となったとき飛ばした胞子同士が出合う。それでできた個体は、「自分」とは違うのかな。
ずっと文系で生きてきて、子どものころ真面目に生物の授業を受けてなかった。だから基本的なことを知らないから、思うことなのかもしれないけど。
生物を学び直したい~!