「ほけ、け。 きょ。 ほけ。きょ」
かしの木から、今年、庭で初めてのうぐいすの声が聞こえてきました。
まだ練習中だけど、春です
その向かいのアプリコットの枝にも、紅のつぼみから「ぽぽ、ぽん」と、ふわふわの淡い桃色の花びらがのぞいています。
そんな、きらきらなお昼下がり、いつも高速道路のサービスエリアに立ち寄るだけだった静岡県の浜名湖へ、ふらり一泊旅に行ってきました
お部屋のテラスから、海のような眺め。
1498年に起きた大地震で、それまで淡水だった浜名湖と海を隔てていた部分が決壊し、 海水が流入して、現在のような、海水と混ざる「汽水湖(きすいこ)」となったそうです。
太平洋の遠州灘とつながっています。
その浜辺。
風が強くて、立っているのに精一杯。
無我夢中でパシャ。
この日、心のざわざわを感じていたので、夜、対岸のホテルに灯ったあかりと、じぶんの内側を、深呼吸して眺めていました。
と、そこに、いつからか無意識のうちに繰り返している「せつなさを感じるパターン」が見えてきました。
それは、いくつかの条件が重なった誰かに、自分が過去に見覚えのある「しんどかろう」思考回路を察すると、みょ~な哀愁が重なり、なにか言いたくなってしまう。けれど、それを相手にうまく受け取ってもらえそうにないと、もどかしい気持ちになる。というもの。
あぁ。それで、ざわざわなのね。
相手に重要性を置いていて、状況に作用したいわたしのエゴが身もだえしてるんだなぁ。
変えられるのは、自分だけ。
提案する以上の選択肢は、自由に反応する対象をありのまま受け入れるか、手放すか、どちらか。
手放すのは、突き放しやあきらめと違って、コントロールせずに関与すること、にも言える。
で、これらも、ほんとは、どっちでもいいことなんだろう。
目を向けるべきは、他人ではなく、自分が「今にどう在るか」だから。
けれど、このパターン。
今まで、知らないうちにお化け屋敷に入って
「うわっ、わぁ~!」と、はらはらしながら進んで、突然明るい日差しの中に出てくる。
ようなサイクルで、何度も再演されてきたドラマでした。
今度からはもう、地図を持って、コーヒーカップか大きな観覧車に乗ろう
そういえば子供の頃、こうして何かを外に求めるでもない、内にひたひた満ちてくる神秘的な充足感を感じていたなぁ
あの悦びに、戻れるだけ、戻ってみよう。
あいかわらず、湖は闇の中に静まっていましたが、一台の車の光が、湖畔のゆるいカーブを流れていくのが見えました。
かうんせりんぐ かふぇ さやん http://さやん.com/
かしの木から、今年、庭で初めてのうぐいすの声が聞こえてきました。
まだ練習中だけど、春です
その向かいのアプリコットの枝にも、紅のつぼみから「ぽぽ、ぽん」と、ふわふわの淡い桃色の花びらがのぞいています。
そんな、きらきらなお昼下がり、いつも高速道路のサービスエリアに立ち寄るだけだった静岡県の浜名湖へ、ふらり一泊旅に行ってきました
お部屋のテラスから、海のような眺め。
1498年に起きた大地震で、それまで淡水だった浜名湖と海を隔てていた部分が決壊し、 海水が流入して、現在のような、海水と混ざる「汽水湖(きすいこ)」となったそうです。
太平洋の遠州灘とつながっています。
その浜辺。
風が強くて、立っているのに精一杯。
無我夢中でパシャ。
この日、心のざわざわを感じていたので、夜、対岸のホテルに灯ったあかりと、じぶんの内側を、深呼吸して眺めていました。
と、そこに、いつからか無意識のうちに繰り返している「せつなさを感じるパターン」が見えてきました。
それは、いくつかの条件が重なった誰かに、自分が過去に見覚えのある「しんどかろう」思考回路を察すると、みょ~な哀愁が重なり、なにか言いたくなってしまう。けれど、それを相手にうまく受け取ってもらえそうにないと、もどかしい気持ちになる。というもの。
あぁ。それで、ざわざわなのね。
相手に重要性を置いていて、状況に作用したいわたしのエゴが身もだえしてるんだなぁ。
変えられるのは、自分だけ。
提案する以上の選択肢は、自由に反応する対象をありのまま受け入れるか、手放すか、どちらか。
手放すのは、突き放しやあきらめと違って、コントロールせずに関与すること、にも言える。
で、これらも、ほんとは、どっちでもいいことなんだろう。
目を向けるべきは、他人ではなく、自分が「今にどう在るか」だから。
けれど、このパターン。
今まで、知らないうちにお化け屋敷に入って
「うわっ、わぁ~!」と、はらはらしながら進んで、突然明るい日差しの中に出てくる。
ようなサイクルで、何度も再演されてきたドラマでした。
今度からはもう、地図を持って、コーヒーカップか大きな観覧車に乗ろう
そういえば子供の頃、こうして何かを外に求めるでもない、内にひたひた満ちてくる神秘的な充足感を感じていたなぁ
あの悦びに、戻れるだけ、戻ってみよう。
あいかわらず、湖は闇の中に静まっていましたが、一台の車の光が、湖畔のゆるいカーブを流れていくのが見えました。
かうんせりんぐ かふぇ さやん http://さやん.com/