むすんで ひらいて

YouTubeの童話朗読と、旅。悲しみの養生。
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心の在り処・26年ぶりに観たミステリー映画『シックス・センス』(The Sixth Sense)【朗読の裏面】Night Stories🌜朗読と動く絵本🌛サブ

2025年01月18日 | こころ

こんばんは。

先日コメントで話題に上がった1999年の映画「シックスセンス」。
当時観た時は、怖いシーンに注意が持っていかれて、お話の面白さを十分に味わえないまま、この一年弱なぜだか内容を確かめたい気持ちが再燃しつつも、やっぱり怖いので観直すことができずにいました。

そうしたら、繊細なやさしい感性をお持ちのtakusanさんが、この作品を面白かったとコメントしてくださったのを機に、わたしももう一度観る勇気が湧いてきました(*^^*)

…わぁ~、これはきっと、今観るべくして観たんだなぁ。
衝撃的なシーンへの心の備えと、「これは演出」と客観的に観るあたまができていたことで、内容に意識を向けることができました。

公開当初から26年後の今、もう一段裾の地層で、それぞれの人間の悲しみと、魂の純粋さと、悪的なものの配置が腑に落ちてきたように思います。

それで、この映画を観直す数日前に、わたしのサブチャンネルに上げようかと、ふとつぶやいていた録音を、後から「やっぱりあんまり理解されないだろうし、なんだか個人的なことだから、このまま上げずにおこう」と思っていたのを、てっかいしました(*^^*)

まだまとまりがないけれど、自分を知っていく道筋整理のインスパイアをいただけた、ずっと心に残っていた映画にも、それを話題に載せてくださったtakusanさんにも、感謝しています♪

心の在り処・26年ぶりにミステリー映画『シックス・センス』(The Sixth Sense)を観て【朗読の裏面】Night Stories🌜朗読と動く絵本🌛サブ

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2 コメント

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Unknown (takusan)
2025-01-18 21:49:03
ああ、そうなんだと思いました。
なぜだかわからないけど、ゆうかさんの朗読は心に沁み入ってくるんですよね。図書館に文学作品を朗読しているCDがいくつも置いてあって、昔それを借り出しては聞いたものです。奈良岡朋子さんとかいろんな方が朗読してました。そのどれとも違って、ゆうかさんの朗読は心にぴったり入ってきます。
単に朗読が好きでしていたというだけじゃないんですね。それって、おそらく魂の願いですよ。
もしかしたら前世では修道女とかそんな人だったのかも、と思いました。
「シックスセンス」で出てきた少年も、弱く、虐げられて、無念の思いを持って亡くなっていった人たち、そんな人たちのことが見えて、声を聞くことができたんですよね。
「シックスセンス」をもう見られたんですか。私もまた無性に見たくなりました。あの最後の妻とのシーンが切なく、切なくて。でも私の場合、あそこを見たいために全部見る、そんな感じなんです。
床下浸水の家から、いっぱい、またいっぱいと水を汲み出すようなと、そうおっしゃっていたことも心に残りました。大海の前の砂つぶの1つのようなことでも、そういう人が1人いるということで、救われる魂がいくつもありますよ。
また、次の作品も頑張ってくださいね。
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Unknown (ゆうか)
2025-01-19 17:38:23
takusanさん

今回の記事にはtakusanさんに登場していただいて、ありがとうございました。

CDを借りて朗読を聞かれていたんですね!
わたしは子供の頃、夜お布団の上で母に読んでもらうのと、たまにEテレでやっていれば聞くくらいで、自分からは読むばかりでした。
ただ、そのEテレで、岸田今日子さんが読んでいる回の、真に迫る感じは今も鮮やかに心に残っています。

修道女。ふふ。
今も何かにお仕えしてるような。。
だけど、できるだけその作品の世界観に入り切って読むから、体力というか気力がすごく要ります。
ひとつ作ると結構へとへとになるので、どんなやり方がいいのか、いつも考えています。。

今のところは、ここでつぶやいた悲しみを掬う以外にも、人間のおろかさや哀しみを描く作品を挿んだり、やわらかい童話でほっとしたりしながらバランスをとろうと思っていますが。

シックスセンス、背中を押していただいて再度観ることができました!

最後のシーンが一番takusanさんの心を捉えているんですね。
なんだかわたしは、あの女性にすっと共感しました。
マルコムが「明日起きたら世界が変わっているから」というようなことを語りかけますが、そういうことはあるかもしれない、という希望を感じました。

前回観た時は、コール少年の怖れに最も共振していたんですが、今回は全体を少し滑らかに観られました。
その中でも特に、終わりの方で少年が痛みを伴った人の話を聴いて、自分と世界の関係を知り、受け止めていく様子が印象的でした。

takusanさんのコメントに、わたしも秘密を手放していくコール少年のような気持ちになります(*^^*)
ありがとうございます。
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