箱根旅行・こぼれ話（６）

　
桃源台からの海賊船は大人気で、船内もデッキも人であふれていた。
ホテルを出てきてしまった私たちは、荷物を持ったままデッキに立って、富士山が見えないかと後ろを振り返ってみたが、
でっかい海賊さんの人形が邪魔になり、見ることはできなかった。

　
せめて、芦ノ湖のまんなかで浅田真央ちゃんのように、クルリと回ってくれると良かったのだが．．．（笑）
でも、よく考えると、帰りの船からは富士山がきれいに見えるので、もう一度海賊船に乗ってもらおうという
計略（？）かも知れないね。

　
箱根町からは、箱根登山バスで２日目の宿泊先がある強羅に向かったが、途中の「山の上ホテル」でハプニングがあった。
ホテルの玄関先に、大型観光バスが無造作に停まっていて、こちらのバスが通りぬけることができないのである。
かなり長い時間待たされたが、バスの運転手さんは、終始穏やかな態度でホテルのドアマンと対応していて、
その大らかな人柄に好感が持てた。

このことがあって、観光地のバスは渋滞などで遅れることがわかり、最終日に「小田原までバスで帰ろう」と思っていた予定を、
箱根登山電車に変更したのであった。

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箱根旅行・こぼれ話（５）

　
箱根に着いて二日目の朝は、「昨日の心配はなんだったのだろう？」と思えるような、とても良い天気であった。
朝食をとるのも、そこそこに、バスで芦ノ湖畔の桃源台に行って、そこからロープウェイで大涌谷に登った。
大涌谷からは、雲ひとつない青空を背景にした、雄大な富士山を見ることができた。

　
富士山の写真を撮ったり、寄木細工の土産を選んだりしているうちに昼近くになったので、急いで桃源台まで戻り、
そこから遊覧船で箱根町に行くことにした。
そして、桃源台のレストランで、つぎの遊覧船の出発を待ちながら、そばをたべているときに、大涌谷名物の黒卵を
たべなかったことを思い出したのであった。（笑）

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箱根旅行・こぼれ話（４）

　
宿泊した仙石原のホテルは、山の斜面に建てられているので、フロントが３階にあり、そこから１階まで降りると、
客室と展望露天風呂をはじめ３つの温泉がある造りになっている。

　
夕食前に、そのうちのひとつ、「貸切露天風呂」に入ったのだが、温泉好きの妻は、寝る前に１階にもうひとつある温泉に
出かけていった。
仙石原に着いた日は、とても寒かったので、「明日は山や湖に行くのをやめて美術館巡りにしようか」などと、寝転んで
ガイドブックを見ていたら、不覚にも妻が帰ってくる前に眠ってしまった。

次の日は、朝食前に展望露天風呂に入って、早朝の箱根の風景を見ながら朝風呂を楽しんだ。
ところが、箱根の旅から帰ってしばらくして、「仙石原のホテルで、２階の大浴場に入るのを忘れてた！」と妻が云ったので、
ちょっとあきれてしまった。（笑）

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箱根旅行・こぼれ話（３）

　　　　
小田原から箱根登山バスで、仙石原のバス停に着いたときは、すでに辺りが暗くなっていた。
とても寒かったし、右も左もわからないので、ホテルに電話をすると、快く車で迎えに来てくれた。

　
ほとんど１日かけて、やっとたどり着いたホテルで、夕食に並んだのは、なんとトリュフ、フォアグラ、キャビアであった。
一口ずつの量ではあるが、「まず、食べることはないだろう」と思っていた、世界の三大珍味を一度に味わうことが出来たのである。　
しかもお箸で．．．（笑）

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箱根旅行・こぼれ話（２）

　
乗換の駅で新幹線の写真撮影に挑戦したが、いつのまにか新幹線のホームには安全柵が設けられていて、
せっかくの美しいフォルムが台無しになってしまった。

　　
しかも、ホームを猛スピードで通過する新幹線は速すぎて、デジタルカメラの「おまかせモード」では、
オートフォーカスが追従できなくて、シャッターチャンスを逃してしまう。
やっぱり、四国のアンパンマン列車とは段違いのスピードだなぁ。（笑）

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箱根旅行・こぼれ話（１）

　
先日の箱根旅行の際に、岡山駅で山陽新幹線に乗換えるために、改札を通ろうとしたら、いきなりゲートが閉まってしまった。（？）
往路の分は、新幹線も含めて５枚のキップを購入していたので、それらを全部まとめて、改札機に入れたのがいけなかったようだ。
それからは、乗換駅で改札機を通るたびに、キップの仕分けで汗をかくことになってしまった。（笑）

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