渡り鳥の休息地

社会人アマチュアギター弾きNa-Neの頭ん中。
滞る割に突如アップする不定期ぶり。
北極星を見失って漂流中。

或る日常

2016-12-03 | 
折角ユーミンの新作アルバムを買ったのに、
まだ聴いてなかった。

それでこれ、今聴きながら書いてます。

昨晩ロック好きの知人と通話していたら、
ユーミンのかつてのレコードジャケットの
幾つかがイギリスの有名なデザイン集団が
手掛けたものだという話を初めて知って
嬉しくなりました。

Hipgnosis(ヒプノシス)という人達で、
その作品を調べると、名だたるミュージ
シャンの、見たことあるジャケットが
ずらり…。
曲を知らなくてもジャケットだけはどこか
で目にしていたりもしますし。
カフェやバーなどによく飾られていたり。

T-REX、BAD COMPANY、UFO、10cc、
WISHBONE ASH、BLACK SABBATH、
Led Zeppelin…etc.

PINK FLOYDのジャケットデザインの
プリントされたTシャツを今年叔母から
貰いましたが、それもまさにヒプノシス
のデザインであることに気付きました。

すごいよね、これだけ知られてるデザイン
の出所がみんな同じところなんて。
プログレ寄りなデザインは楽曲に合って
いたと思うし、ジャケ買いする人が多か
ったのも納得する。

シュールでサイケで哲学的なのがいい。

なんで通話中こんな話をしたかというと
長くなるのできっかけだけ伝えますと(笑)、
昨晩Eテレで横尾忠則さんのドキュメント
番組を互いに観ていまして、彼の作品が
素敵だという話題から派生したためです。

横尾さんもレコードのジャケットを手掛
けていた時代がありましたし。

通話の相手も子供の頃、美術の授業で
レコードのジャケットのデザインをした
と言っていましたが、時代が違うな…。
私の頃はそんな面白そうな授業はなかった
よ…。めちゃくちゃ羨ましい…。
教科書にYMOの細野晴臣さんのプロデュ
ースしたビデオ・ゲーム・ミュージック
のレコジャが紹介されていた記憶はある
けど…。(ファミコンのシューティング
ゲーム・ゼビウスの画像が使われてる
デザインで、当時ファミコンにどハマり
していた私にとって、とても印象深い
ものでした。我が家、レコードプレイヤー
持っていませんでしたが…。)

でも今はCDになって小さくなったのは
おろか、ジャケット不要のデータ配信の
時代になって、デザインの需要は激減して
しまって寂しいね、と我々は語っていた
訳です。

さて、アルバム聴き終わりました。
やっぱユーミン、いいな。
高校生の頃から変わらず、ずっと憧れの
人です。
案の定、泣けた…。

今度は上に書いたばかりのビデオ・ゲー
ム・ミュージックの音源を聴き始めました(笑)。

実に懐かしい…。
この8ビットの世界のピコピコ音、たまり
ません。
シンプルのようでめっちゃ作り込まれて
いて、インパクトもデカイ。

実は昔、一時期ナムコの下で働いてたこと
もあったりして。
当時仕事仲間とはよくゲーム音楽の話も
してたなぁ。

子供の頃からゲームは好きですが、グッ
とくる素晴らしい音楽に恵まれてきたこと
も同時にいえると思います。