黙祷よりも拍手

元イングランド代表監督のボビー・ロブソン氏が、長年の癌との闘病の末に亡くなりました。享年76歳。クラブでも代表でも結果を出し、その指導姿勢は多くのサッカー関係者に良い影響を与えてきました。



ポルトとチェルシーで結果を残し、現在はインテルを率いるモウリーニョ監督の履歴の始まりは、ロブソン氏のポルトガル時代の通訳なんです。ロブソン氏がポルトガルのクラブチームの監督にならなければ、二人は出会わなかったでしょう。そして、モウリーニョはここまで優秀な監督になっていたでしょうか？




様々な功績を残したロブソン氏を、8月8日のプレミアリーグ開幕戦で追悼することが決りました。各会場で「1分間の拍手」をする事になったそうです。黙祷でしめやかに送ることに慣れてきましたが、拍手とスタンディングオベーションで追悼するアイデアは素晴らしいと思います。ロブソン氏はそのほうが嬉しいでしょう。





ハードカバーの本の皮を剥いて読むのが好きです。そんな訳で、自分の部屋の中には、読みかけの本やマンガのカバーが散乱しています。今現在楽しんでいるのは、西川美和の「きのうの神さま」。芥川賞は逃しましたが、なかなかの読みごたえです！



裸にしたハードカバー本を閉じるときの、「ポンッ」という音がたまらなく好きです。特に厚さのある本。最近だと、悼む人や1Q84が良い音を発していました。