サッカーとごはん

サッカーとごはんに人生をかけてます。ゴールの無い旅ですが、体が動く限り探求し続けます!

セブンシスターズの歩き方

2016年05月15日 09時48分39秒 | Weblog


実際に行ってみて思いました。
時間と体力を使って全てのアングルを試さないと、
この雄大な景色を楽しみ尽くすことは出来ないのだと。


事前に仕入れていた情報は、
「ロンドンから日帰りで行ってきました!」
的なものばかり。
(時間が限られている時には便利です)
絶景の味わい尽くし方は見当たりませんでした。

こんな時は地元の人の意見を聞くべき。
ビジターセンターの方に相談に乗ってもらいました。
(ブライトンまでの道のりは省略します。バス情報は最後に。)
地図が貰えます。トイレがあります。模型があるので起伏がわかります。
主に3種類のコースがあるのですが、
たいていの場合は1種類を選ぶようです。





1.
バス停一駅分ブライトンに戻り、
川の対岸を歩き続けてコーストガードの家がある崖の上に行き、
絵葉書のような絶景を眺める。

ビジターセンターのオススメなんですが、
人数的にはさほど多くはトライしていません。
アプローチの道のりが良くなく、
時間もかかるからでしょう。
ちゃんとした靴やバックパックを
装備した人たちが目立ちました。

ちなみにバス停一駅分といっても、
この区間は5分で歩けます。





2.
パーク内の整備された川沿いの道をのんびり歩き、
海岸に出てセブンシスターズの真下まで行く。
ピクニック的な装備が多かったです。
ベビーカーなどはこの道のみビーチ手前まで可能。





3.
なだらかな牧場の登り坂を歩き、
セブンシスターズのてっぺんに登る。
(てっぺんの海側はマジで怖いです。
強風にあおられたら転落します。)





2と3は急坂を登れば合体出来ます。
2でスタートし、中間地点まで戻り
頂上を目指す道もあるにはありますが。

この急坂を登るのが手っ取り早いし面白い。
引きで見るとこんな感じです。白い線になっている部分が道です。
登りは運動靴と通常の体力で大丈夫。
でも、下りは滑ります。
3でスタートして坂を下りて
ビーチに行くルートはオススメしません。


海側の崖の淵は怖いですが、
この斜面側なら何とか記念撮影も可能。ボローニャから来ていたイタリア人親子。
かなり怖がっていましたが、
無理して笑顔。




お弁当って頂上で食べたくなりません?
でも、ここは風も強いし
あまりオススメ出来ません。
頂上からビジターセンターに下る途中が気持ち良いですよ!





ぼくは、2と3の合体コースにしたわけなんですが、
楽しかったし、見事だったんだけど、
何だかモヤモヤが晴れません。
ビジターセンターのスタッフが、
「一番のオススメ!」と言っている
景色を見ていないからです。
ここまでで、ノンビリ休憩も入れて約2時間。
もう2時間歩く?
もちろん歩きます!
1のコースへ!!




という訳で、バス停ひとつブライトン側に戻ります。
小さな橋を渡りパブの駐車場が見えます。
駐車場の奥が絶景への入口。

ここから目指すのは、
海沿いに建っているコーストガードの家。
家の裏の斜面が全て絶景ポイントなのです。
次に訪れた時、
時間が限られていたら
ぼくは迷わずこちらのコースを選びます。


この辺りはお弁当にもオススメ!
本当に気持ちの良い場所です。
通常はこの後、
コーストガードの家の裏側の斜面を
スタート地点の方に戻ります。

でもね、
家の裏の崖はまだまだ延々と
西側に延びているんです。
道があれば行ってみたくなりますよね。

今回試してみて最高だったのですが、
体力に自信のある人だけにしか
オススメ出来ません。
2と3の合体コースと合わせると
約20キロ歩くことになるので。。
あと、強風や雨の日も止めてくださいね。



西側に離れて行くと、
セブンシスターズの全容が見やすくなります。



そして、干潮時には海に降りれるポイントもあります。海側からの切り返し。
こんな階段が設置されています。




さあ、もっともっと西へ向かいます。途中、こんなベンチで休んだりしながら。
セブンシスターズが見えなくなるまで。




このあたりで引き返すという考え方もアリです。
そもそもこの景色、去って行くよりも
向かって行く方が魅力的ですよね。
せっかくなので、その場合のスタート地点を
確認するために歩き進もう!
と決めました。すでにシーフォードという隣町なんです。
ゴルフ場も!



ゴルフ場が終わる頃には
街の全容が見えてきます。

切り返すと。



この崖の登り口。
ここを登るのはけっこうキツいけど、
逆に一気に登るので後は楽ちん。




この下はすぐにシーフォードの海岸でした。
ブライトンとは違う静かな場所です。




ブライトンに帰るにはバス停を探さなければなりません。
地元の人を捕まえて、
「駅はどこ?」と聞いて下さい。
鉄道の小さな駅の先にバス停があります。

ブライトンから12番のバスに乗る時、
往復チケットを買うことになりますが、
ここから乗っても全く問題ありません。



また来る機会があったなら・・・
ぼくはシーフォードの駅で降りて、
このコースを逆走してみます。
(12番のバス、Xの付いているものはシーフォード駅を通り過ぎるので注意してください!)





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブライトンフェスティバル2016 | トップ | THE ARAKI @ LONDON 「ロンド... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事