長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★環境偽装

2008-01-19 07:46:57 | Weblog
一流企業である製紙会社が再生紙で偽装していたことが次々と発覚した。
これの原因は、古紙が入手しにくいことや、古紙を多く入れると割高になること、品質が落ちることなどがあるようだ。
古紙が入手しにくい点については、中国などがどんどんと古紙を輸入しているから日本で使用している古紙の値段が上がり、古紙を使用するメリットが少なくなったからである。
また、消費者は、環境にやさしい再生紙を使うといいながら、やはり買うときには少しでもきれいな紙を買ってしまうということもある。
さらに言うならば、地球温暖化ガスの排出の計算が複雑で分かりにくいことである。
ある学者は、新しいパルプを使用したほうが、温暖化ガスの排出は少ないという。
これを言い出したらきりがないのであり、森林を伐採した影響や森林を再生するまでの年数なども考慮しなければならない。
やはり、少しは割高になっても、リサイクル率を上げる努力をするべきだと思う。もし、再生紙が無理なら、もっと新聞紙を包装など、そのまま使用する方向でもっと努力すべきだと思う。