川柳

雨の日に大活躍の乾燥機

かけた目に落ちずにまわるルーレット

ジャンボくじ当たりの数字矢がそれる

★ノーベル化学賞

２日続けてノーベル賞受賞という快挙である。
しかしながら、化学に長年携わったものでさえ、一度も聞いたことの無い名前であることに驚かざるを得ない。
さらにいえば、ノーベル賞を受賞した研究者が、日本では研究できず、海外で研究していたものであるということである。
確かに、基礎研究には金がかかり、しかも成果がすぐ現れるものではないため、日本においては十分な研究が出来ないことである。
そこで、日本での研究環境を早急に整備する必要があるということである。
他方、海外へ行って研究する人が、２０００年ごろには５万人いたのが、一昨年は１万人減ったということである。
これもその原因を早急に見極める必要がありそうだ。

★分かりにくい民主党の対応

補正予算に賛成し、給油法案にも民主党は賛成するらしい。
何でも、世界的不況の中で、補正予算に反対していては、国民感情からも許されないということがあり、さらにはこれらの問題を解決して早期解散に追い込むという方針のようだ。
しかしながら、見方を変えれば、ネジレ国会で法案が通らなかったのが、一挙に解決して、次々法案が成立しているようにも見える。
もともと、安保問題ははっきりしていなかったが、給油法案についても、なぜ方針転換したのか、方針転換をしていないならいないとはっきり国民に説明すべきである。
これでは、マニフェストを信じて、民主党に政権を取らせたら、政策が変わってしまったということになりかねない。
早期解散に追い込みたい気持ちは分からないでもないが、ぶれないきちんとした政策があり、国民へのきちんとした説明があって、初めて政権政党として信頼するに値するのではないだろうか。