長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★読売新聞社に医療提言

2008-10-16 07:48:00 | Weblog
新聞社がこのような提言を行うことはすばらしいことだと思う。
その反面、医療についてはまったく門外漢の私ではあるがいくつかの疑問を感じる。
提言を十分検討しないで言うのも気が引けるが、いくつか書いてみたい。
医師を増やすこと、医師の報酬を上げること、消費税を10%に引き上げること。
確かに医師不足ではあろうが、特に問題となったのは、2004年度の研修義務化後であることである。
医師を適切に配置することとドクターヘリのように患者の輸送を工夫すればかなり医師不足を緩和できるのではないだろうか。
それ以上に問題なのは、市の無料検診である。
早期発見、早期治療にどの程度の効果を発揮しているのだろうか。
この検診により、一人が3,4回行けば、全体として受診回数はすごいことになる。
病院へ行くといつも市の無料検診の人で溢れている。
私も、毎年検査しなくてもと思いつつ、連絡があるからかかっているようなものである。
誤診とはいえないかもしれないが、再検といわれて検査をすると、なんでもないこともある。これなど患者をわざと作っているようなものだ。
病気の軽い患者も一杯いる。受診を制限することは出来ないかもしれないが、もっと教育により、医者へのかかる数を減らす工夫は出来ないものだろうか。
テレビに出ている医師も、休日に出ているだけで、そのような個人的なことまで制限することは出来ないかもしれないが、よくあれだけ暇があるものだと思うし、出来たらもっと医療関係の番組に出て、医療についてのPRをしてもらいたい。
消費税10%にする問題も、その中から、どれだけ医療改革に使用されるか分からないが、医者を増やし、医者の報酬を上げることで毎年かなりの部分が消えてしまうことにならないのだろうか。
金の要ることは医療だけではない。