シンプル・イズ・ベストという題で、会長さんが柳誌の巻頭言を書いておられる。
私も、大賛成なので、少し長いが、引用させていただく。
印刷について書き出しているので、最後の3分の1をここに記す。
「・・・・知識だけ豊富だと、どうしてもそれをフル活用したくなるのが人情である。あれもこれもと、読み手や参加者のことを忘れてしまい、自己満足の穴に落ち込んでしまう。最終的にたどり着いたのが、如何に正しく伝えるかということなのだ。シンプル・イズ・ベストである。そのことを忘れなければ、出来たものは決して無味乾燥なものにはならない。川柳も同様である。必要なものは何か、ということをもう一度考えてみたい。」
川柳は難しいことも分かりやすく詠むのだと私は思っているけれど、やたらと難しい言葉を使用する人たちがいる。
特に同人など川柳歴の長い人に多いように思われる。
ここにその例を示す(柳暦の長い人の作品だから、失礼に当たるとは思うのだけれど、私のような新人に何を言われようと、気にするような人たちではないと思う)。
風雪に旗幟鮮明が褪せてくる
「旗幟鮮明」をかぎ括弧でくくったものとすれば、分からないでもない。
喘鳴が夜の眠りを妨げる
国語辞典を引いてもこんな漢字でてこない。
また、難しい言葉は使用していないけれど、意味のよく分からない、いわゆる難解句というのもある。
逆に、それ1句だけ有ったら、川柳かどうかも分からない、ただ散文のようなものもある(ただし、それらの句も、選者によって選ばれた句だから、それなりによくて、私の理解が及ばないのかもしれない)。
これらをみてくると、シンプル・イズ・ベストといっても、そう簡単な話ではない。
これについて、もっと議論を進めてもらいたい。
私も、大賛成なので、少し長いが、引用させていただく。
印刷について書き出しているので、最後の3分の1をここに記す。
「・・・・知識だけ豊富だと、どうしてもそれをフル活用したくなるのが人情である。あれもこれもと、読み手や参加者のことを忘れてしまい、自己満足の穴に落ち込んでしまう。最終的にたどり着いたのが、如何に正しく伝えるかということなのだ。シンプル・イズ・ベストである。そのことを忘れなければ、出来たものは決して無味乾燥なものにはならない。川柳も同様である。必要なものは何か、ということをもう一度考えてみたい。」
川柳は難しいことも分かりやすく詠むのだと私は思っているけれど、やたらと難しい言葉を使用する人たちがいる。
特に同人など川柳歴の長い人に多いように思われる。
ここにその例を示す(柳暦の長い人の作品だから、失礼に当たるとは思うのだけれど、私のような新人に何を言われようと、気にするような人たちではないと思う)。
風雪に旗幟鮮明が褪せてくる
「旗幟鮮明」をかぎ括弧でくくったものとすれば、分からないでもない。
喘鳴が夜の眠りを妨げる
国語辞典を引いてもこんな漢字でてこない。
また、難しい言葉は使用していないけれど、意味のよく分からない、いわゆる難解句というのもある。
逆に、それ1句だけ有ったら、川柳かどうかも分からない、ただ散文のようなものもある(ただし、それらの句も、選者によって選ばれた句だから、それなりによくて、私の理解が及ばないのかもしれない)。
これらをみてくると、シンプル・イズ・ベストといっても、そう簡単な話ではない。
これについて、もっと議論を進めてもらいたい。