愛の挨拶 by本岡類 2008年09月18日 | 読書 最近読んでいる”どこか崩れた”お話ではなく、 折り目正しい小説を味わった感じがする。 若い頃にバイオリニストを志した妻を突然亡くす。 主人公は50代半ばの大手証券会社営業管理室次長の仁科透。 妻は脳内動脈瘤が破裂し、クモ膜下出血で突然死する。 若き日に音楽留学したオランダへのセンチメンタルジャーニーの最中、 場所がホテルの部屋。 その時妻は昔なじみの音楽家、独身男性と一緒であった事から、仁科は苦 . . . 本文を読む