枕辺にチョコありバレンタインの日

2月12日
梅林の残る寒さにふるえをり
　　祭日の月曜日、散歩に行ったら寒かった・・・。


免疫のできてをらぬか咳くしゃみ
　　普通の風邪もやり、インフルエンザもやったのに、
　　ちょっと寒いと、すぐに咳やくしゃみや鼻水が。


2月13日
二度寝して父のあらわる班雪（はだれ）かな
　　「班雪（はだれ）」は歳時記の春版の中に見つけましたよ。
　　前夜早くからみぞれ混じりの雪が降り、翌朝、所々に積雪が。
　　そんな　「まばらに降り積もった春の雪」　の事を言うそうです。
　　珍しく親父が夢に出てきました。生きていれば100歳とちょっとか・・・。


古き葉に守られ育つ新芽かな　

古き葉の倒れし元に新芽あり
　　これ、庭のクリスマスローズなんですが、家内が気付き、
　　少しじっと見てみました。上は3日ほど前の句です。


2月15日
明け染めし空に欅（けやき）の枯れ箒（ほうき）
　　枝ばかりの大きな欅の木、さっぱりしていて、清々しい感じがあります。
　　好きな木です。


籠に盛る浅蜊（あさり）の雨に濡れてをり
　　またまた市場風景ですが、この朝は籠いっぱいの浅蜊が印象的でした。


2月16日
春浅しされど日差しの強くあり

春浅し風轟々と木を揺する
　　3時ごろから植物園に散歩に行って、情景を詠んでみました。


蝋梅や満開の時迎えけり



紅梅の蕾豊かに育ちをる