小麦句会 on blog

俳句「麦の会」の句会のひとつです。 ネット句会を月二回行っています。 この句会は誰でも参加できます。

第424回小麦句会投句一覧(一部追加あり)(3/7選句締切)

2020年03月02日 18時20分50秒 | 1日句会
 






コロナウィルス。
様々な展開についていけません。
ふりまわされている人たちもたくさんいるでしょう。
落ち着いて、正しい情報で行動するようにしたいですね。
熊本で、あっという間にトイレットペーパーがなくなってびっくりしたんですが、デマだとわかっていたんですが、なくなるという情報はあっという間にひろがっていることにびっくりしました。ネット、携帯、口コミ、とにかくすごい速さだったみたいです。
そんなことを潜り抜け、投句一覧をお届けします。
 
 
★投句一覧

 

人絶えし水の惑星水温む

水の面の芥彷徨う二月尽  

水温む石橋渡る猫二匹   

逆さまの春ゆらゆらと神の池

紅梅のみ寺の庇明るうす  

八重桜鏡のごとき水の面

神さぶる水底の石春憂い

木の芽風水面は常の形映す  

風光る合格祈願の絵馬の誤字 

寒桜咲いてあの世へまた一歩 

空堀に一本の橋初桜   

橋越ゆる櫻の里や黄泉の國

梅の香に清き水汲み寺参り

春水の光もろとも掬われる

雨の日の彼岸桜の別れ道 

清明や占う恋の浮き沈み 

透明な森でくむ水花こぶし

針祀る赤い小さな橋渡り 

橋渡る春の女神に会いたくて 

幻影の船が着岸氷面鏡    

蒼々と泉揺らして竹柄杓   

蹲に広ごる波紋芽木の風  

現し世を映し切れずに春の水 

フライングなのか温さかもう蛙

欄干のゆるいカーブに触れる春

春の池掬へば貌が崩れ行く  

石橋の近くて遠き夜の梅  

さくらさくら十歩で渡りきれる橋 

おぼろかな水の中よりパワーストン

閏日やひかりの砂を吐く泉   

観梅や僧の説話を聞きながら  

龍神の住むとふ池や春水汲む  

花の里柄杓を水のこぼれ落つ   

橋渡る三歩で春のひととなり  

黄泉路への薄れ日の門鳥雲に  

地球から湧き出す春の水を汲む 

風光る杜甫の春望吟じゐる 

早春や日ごと膨らむ水の音 

 

 

★選句要領 

 

選句数6句(うち特選1句)

 

締切 3月7日(土)24時

 

選句コメントをつけて送ってください。

 

選外のものでもコメントしたい句がありましたら、コメントを受け付けています

 

 

 

当番は宙虫です(選句送付先メルアド)

 

nakamusi5011naka@kme.biglobe.ne.jp

 

選句メールの作り方は、このブログのカテゴリのうち「小麦句会への参加方法」をよく確認して送っていただきますよう、重ねてお願いします。 

 

★★

 

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http://mugihumi2190.seesaa.net/



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