急に寒くなって秋がきた。
と思ったけれど、そこから気温はなかなかさがらない。
ここ数年、気温は階段状になっていて、突然ぐんと上がっていったり下っていったり、しばらくその状態が続く。
10月のはじめにぐんと下がって30度にはとどかなくなったけれど、25度前後の気温が一ヶ月。
なんだかんだもう11月。
今日の日中は25度超える。
半袖・・・・。
来週になればがくんと気温はもうひとつ階段をおりるのかな?
選句をお願いします。
★投句一覧
祈りの島は半農半漁朱欒熟る
コスモスの中身を問う人無かりけり
コスモスや現しの果ての薄明かり
秋桜やヒッチハイクの指揺るる
秋天へ出て行く舳先鳶の笛
被災地の川健やかに薄紅葉
ドローンの越える県境秋ざくら
海辺まで背高泡立草の花
鳥たちの空へ背高泡立草
コスモスや平和な日本に感謝して
淡々と放出それから秋の海
野球少年団が駆ける紅葉のうらおもて
濡れ衣を着せられた海斑雲
浮雲へ枝の先よりもみづれる
秋桜嘘つくことの怖き空
世迷い言捨てて没入できる秋
船にしよか電車にしよか広重忌
熊鈴と熊鈴出会う紅葉晴れ
罪科を捨て去りに行く秋の海
道なりに風を導く秋桜
憂きことを誰につたへむ枯蓮
有り余る水と電気や秋高し
秋桜の多彩多様な宇宙かな
咲き満ちて西の虚子忌の秋桜
秋風をゆく亀に名をつけにゆく
沈黙に溶けぬひと言ちちろ鳴く
不条理も自然体なる秋桜
暮の秋養殖棚の眠る海
コスモスや宇宙と名付けし人しのぶ
天性は三択以外天高し
立ち話コスモスうすく微笑みぬ
コスモスの墓標岸辺の校舎跡
黄落や一朶の雲を追う遠目
秋高し潮目を裂いて船の水脈
出奔の漁船に載する秋思かな
倒れ伏しさらに泡立草曲がり
鰯干す岬にひとつ漁師小屋
紅葉ツアー二十年後はありません
除草する人なく高齢泡立ち草
泡立草新幹線を覗き込む
行く秋の青にとけゆく空と海
行き掛けに手を触れてみむ秋桜
★選句要領
選句数6句(うち特選1句)
締切 11月7日(火)24時
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★今回の当番は宙虫です(選句送付先メルアド)
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