4Wheels Life

オートバイ、自転車そして今は、クルマと登山を趣味としている還暦過ぎのオヤジ、日々の記録としてこのブログを再スタート。

100名山、武尊山へ。

2017-09-16 | 100名山
朝3時10分に目覚ましが鳴るが昨夜はなかなか寝付けず、何時間寝られたのかい?
あぁ眠いなぁ....と、気づけば3時45分!
気を失っていた35分、やってしまったわ。
二人に遅刻のメールを入れ、とにかく急いで支度。
30分遅れで稲葉さんちへ到着、そして上原宅へ。
MAZDAのCX5は乗り心地、加速感そして静粛性と、どれを見ても我が家のクルマでは有り得ない快適性だわ。
テレビを見ながら高速だって走れちゃう、こんなに良いクルマを当たり前に作ってしまう日本の技術はマコト素晴らしいことよ。

いつものように上里SAで朝ご飯。
僕と稲葉さんは吉野家がなくなってからも、朝飯はご飯とみそ汁、生卵、鮭そして納豆があれば最高なのだが、まあ、そんないかにも朝定食を食べるのだが、上原君はいっつもラーメーンを食べるんだ。
朝から、それもこんな朝早い時間にラーメン!だよ、絶対におかしいと思うんだ。
ラーメン屋が開いているんだから、お客さんはいる訳で、何を食べたって構わないけれども、朝からラーメンは僕の人生の中で、過去も今後も無いのである。

快適なクルマの中でうとうとしてしまったようで、あっという間に水上のセブンイレブン、ここでカップヌードル、オニギリ、水等を購入、ついでに眠気覚ましのコーヒーも。
武尊神社の駐車スペースには先着の数台のクルマがあるのみ、休日だとこうはいかない、どこも満杯で最悪の場合は路肩に駐車する羽目になるのだが、平日の山行はこんな感じでどこでも行けるのかしら?

さっさと出発しましょう。
足はVibramSpyridon、パンツはTrintex、ファイントラックのアンダーにサロモンのT、ORのゴアジャケットに頭はナオさん手ぬぐいキャップにサングラス。
リュックはInov-8の25Lそしてブラックダイヤモンドのポール。
指付きグローブはこれからの季節は必須だすね。
ツェルトは稲葉さんが担当、僕は救急セットとストーブの担当。

武尊神社から2km程林道を進むとここへ降りてくる分岐、直進すると登山道は登りが始まる。
樹林帯を普通に上ること暫しで、傾斜がきつくなる、あらまあ、マジキツイ登りだこと。
傾斜に加え、枝の露出が困難さを増す、大きなドロップオフに足を大きく上げて体重を高みに移動する、これを永遠に繰り返すんだよ、ここは下るルートにはしたくないな。
そんな事を思ったいたら僕たちと同年代と思われる夫婦が上から。
あっちゃぁ...ここ、下るのかよ、怖いもの知らずな夫婦だわ、と。
このご夫婦は、クサリ場を降りるのは絶対に怖いからこのルートにしました、と言っていたけれどそんなに怖いクサリ場があるのかや?
確かに地図には危険マークが書いてある....大丈夫かや?不安になったぜ。

まあ、とにかく歩きずらい、上りずらい登山道で、過去の山行の中でもワースト一位と思うほどの面倒な登山道と記憶しておく事としよう。

スマホの有料版山の天気によると、山頂は午後から晴れるとの予報だったが、本当かよ、と思うほどに雲は厚く、今にも降り出しそうに暗い。
憂鬱な登山道に暗い雲の下、これで雨が落ちてきたとして、今登った登山道を下る気にはなれないよ、滑りやすい露出した枝が雨に濡れたら、ましてや急勾配、考えただけでゾッとする。

高度を上げてくるとだんだんと空は明るくなり、雲の切れ間に青空が見えるようになった。
午後から晴れる、間違いないわ、だって有料の天気予報だかんね(^_-)-☆

登山道の途中に山頂らしき頂が霧の中から現れる瞬間を見た。
あらら、まだまだ上じゃんか、稜線まではあと少しの筈だけど、長いなあこの道。

樹林帯を超えた。

剣が峰への分岐「100m」と書いてあるのを見た稲葉さん「ねえ、行く?」と、いかにも行きたくない目でこちらを見る。僕は迷わずに「行く!」と。
100mだよ、せっかく来たんだ、剣が峰とは尖ったピークでしょ?景色も良さそうだよ。

剣が峰からは武尊山サミットを見ることが出来る、天気も良くなって、とても良い景色だ。
すっかり秋っぽい冷たい空気を少しだけ強めの風が、寒さに弱い僕の身体から体温を奪う....サブ。

剣が峰からは一度標高を下げ、そこから武尊山への最後の登り。
剣が峰から登山道が綺麗な筋を描き、所々に赤いリュックや、白いキャップ、そして山頂にも人影を見ることが出来る。
もう少しだ。

ようやく山頂だが、山頂はここまで苦労して登って来たのにとっても普通の平和な様相。
意外と広く、どこにでもある極普通の山頂でゴク普通のカップヌードルとコンビニオニギリ、うん、確かに普通だわ。
標高2158mだし、まあこんなものか。
先月行った月山、あそこもここと標高は変わらないと思ったけれど、同じ100名山なのにこうも違うのか。

そう、有料の山の天気、当たってます、晴れてます。

さ、下りましょう。

クサリ・ハシゴが連続する、危険マークのある下山だ。

30分ほどでクサリ場が現れたよ、確かに垂直かと思うほどな勾配の岩場にブットイ鎖が吊り下げられてある。

一人ずつ慎重に下る。一人ずつなので時間が掛かるわ(^^♪
鎖場は確かに危険だと思うけど、クサリが切れない限り極めて安全であると思う。
でも、クサリが切れたら、死にますね。
ハーケンが打ち付けてあり、本来ならばハーネスを使い安全確保をしながら通過するのでしょうね。
この件については、なかなか難しい判断、でもねェ、実際ハーネスを用意している登山者はいるのでしょうか?
「山遊人」の小川さんツアーグループと偶然出会った戸隠山、あの時は全員がハーネス付けて岩場を上ったいたけれど、練習が目的の登山だったと思うんだ。

そんなクサリ場を過ぎ、樹林帯を下っていくが、こっちを下りとしたルートが正解ですよ、ここ。
楽ではないけれど、木の根の量が断然少ないと感じた。ドロップオフの数だって少ないと感じたよ。

でもね、疲れた筋肉にここの傾斜は堪えます。

山頂からの下山コースタイムと変わらずな時間で下山終了。残す2kmの林道、僕はこれが嫌いなの。
ダラダラ下るのだったらキビキビと下りたいのね。お話に花が咲き、あっという間に着いちゃった、なら良いのだが、疲れた爺達から花など咲く訳が無いのだ(笑)

そんなこんなで、槍ヶ岳の予定が武尊山に代わった週末登山でありました。

帰りは渋滞もなく、あっという間に到着~♪

疲れたね~、でも楽しかったわ~、
さあ、次は来月のオートバイツーリングですね、楽しみだなぁ....トロッコ列車

写真アップしましたので、ご覧あれ(^^♪



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