4Wheels Life

オートバイ、自転車、登山は過去の出来事、クルマと写真を趣味としている還暦過ぎのオヤジ、日々の記録として再スタート。

14日土曜日、危険な世界を覗いてきた

2017年10月14日 | ドライブ
BMWの1シリーズを乗っている友達が、車を買い替えようと検討している。
人生最後だからね、遊べる車にしようよ♪と誘ったのね。
アウディTTにしようか、とかBMW320にしようか、そんな車は70になってからでも乗れるよって。
もうあと10年、70歳になるころにはエンジンで動く古臭い車なんて馬鹿が乗るものだ、等と言われるように変わるよ。
いや、間違いなく電動カーの時代になる筈だ。
遊べる車を乗れるのは今しかないのだよ!ってね(^_-)-☆

少なくとも僕はそう思いスピダーにした訳で、あと9年乗れればそれで良いと思っている。
そう、次に買う車は電動カーと決めている。
安全デバイスが完全で、居眠りしてもぶつからない自動運転のクルマだ。

だからエンジン付きのクルマで楽しめるのはあと9年しかないのだよ。

そんなこんなで、1997年のロータスエリーゼは最高に楽しめる車だと思い、彼と一緒に見に行ったのだが....
既に嫁ぎ先が決まってしまったとの事....残念。

現行のエリーゼよりも10倍はかっけーのだ。
仲間がこのエリーゼだったら昔みたいにツーリングに出かけることも楽しいだろうな、と思ってね。

20年前、このエリーゼとスピダーは評論家の比較インプレがあり、大概エリーゼに軍配が上がっていた。
でもね、僕はスピダーの運動性能で充分、十二分にスタイルを気に入っているし、やはりルノーエンジンが好きだ。

ところで、このお店にはスッゴイ車がいっぱいだ。
ロータス専門店なのだろう、ヨーロッパが何台も製作中で、新品のようにきれいなフレームだけ、とか、真新しいフレームにボディが乗って、これまた綺麗で新品パーツの沢山付いたエンジン、エキパイ、サイレンサーはチタンで新品がついていたり。
ミッションもクロスレシオのミッションに交換したり....
この車は再生に一年以上掛かっているらしいけど、オーナーはエンジンのオーバーホールが終わって組付けた後に、クロスミッションにしたいと言い、再びエンジンを下ろし、ニューミッションを組む、そんな行ったり来たりを繰り返している個体だと。
で、この車に掛かる費用は1千万は下らないと。驚きの金額だよ。

オーナーは中古のフェラーリ買うならこっちのほうが遊べるらしい。
うん、確かにその通りだと、僕も思うわ。

そして、奥にはエスプリが2台ある。
あっという間に260km/hまで出るらしいが、こんな車が壊れたら直すのにいくら掛かるのか、そっちが心配だ。
古い車はエアコンとかパワーウィンドウとか電気で動くものは付いていないに限るようだ。
聞いたら、修理は直ぐに100万円になるとの事。
このクラスになるとお金持ちのサードカー、いやそれ以上の趣味車だね、ま、僕には全く興味無しだが。

店の外にはカバーの掛かったエスプリが3台くらい?ほかにも何だか分からないクルマが置いてあるし、2階には更に凄いのがあるってさ。見に行けなかったけど、新車より綺麗なMG-Aがあるらしい。

いくらクルマ好きでも、普通の人ではこの世界へ立ち入ることは出来ない。
どこぞの会社の社長、院長、学長とか、不動産?
兎に角、普通にポルシェに乗れる人たちの立ち入る事の出来る世界だと感じた。
フェラーリは派手で、人間的に肌が合わないとか、そんな人の集まる世界だと。

今日は今までに経験の無い、初めて見る世界に驚きを感じた。
僕には絶対に入ることのできない、いや、無い世界を。
とても良いものを見せて頂きました「ベンオート」様、ありがとうございました。



レース仕様のエランが置いてあって、今年もう一回走ってから足回りをいじるって言っていました。
これも内部は凄いことになっています。ほんと趣味の世界は恐ろしいですね。

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