2022年5月9日に所沢にある、オンリーワンという買取専門店でお別れになりました。
その後、中古車サイトで見つけた僕のカレラでしたが、あっという間に新しいオーナーが決まったようです。
なぜ手放したのか....?
986ボクスターを手にして、こんなに気持ちの良いエンジンと走り、カレラならもっと楽しいはずだし、一度は経験してみたい。
そんな思いから自分で何とか手に入れられる997型のカレラSを手にしたのです。
ところが....
あまりにも高性能なエンジンに驚き、妻から「フル加速厳禁!」の指示、娘たちからは「無駄な速さ」と。
そしてスポーツシャーシの乗り心地はロングツーリングには向いていないし、車高の低さからフロントタイヤ前のベロはズリズリと路面を擦る。
なんといってもポルシェの基幹車種、どこへ行っても人の目が気になる。
どうも僕には背伸びしているようで似合っていないと感じていた。
ボクスターは、真に乗っていて気持ちが良い。
20年も前の、プアマンズポルシェだから、人目も気にせずだ。
結局、仲間とのツーリングはボクスター、カレラより自分には合っていると。
そして、昨年の生前贈与の手続きの失敗で、春に納税の羽目になってしまった事が引き金。
ちょうど売却額と納税額がほぼ一緒(笑)
そう、売却額は購入額とほぼ同じ金額となったので、車検やら点検、オーディオにお金を掛けたのが損失、まあこれは仕方のないことで、ただ乗りしたようなモノ、さすがポルシェだわ。
カレラSを所有して思った事...
普通のカレラにすれば楽しめたと思う、Sの冠は伊達で選ぶものではない。
とにかく峠を楽しむことは僕には無理でした(-_-;)
カレラGT4、RSを購入する富裕層の皆様は、何処をどのように走っておられるのでしょう?
きっとサーキット専用でしょうね、首都高しか走らないなんて方はいないと思いたいです(笑)
ポルシェは時計でいうロレックスですか、やはり一番高いものを持つことが勲章でありヒエラルキーのトップなのでしょう。
僕にはそんな世界を見ることは出来ないし、全く興味もありません。
気持ちの良いエンジンそして、ヒラヒラと旋回するシャーシ性能と、スタイル、やっぱり986ボクスターが好きです。
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