2012全日本社会人大会【苦しくったって悲しくったってコートの中では平気なの編】

9/1(土)天気アホみたいな

4:30 何故か目が覚める。緊張してんのか、ジジイ化が進んでるのかはわからんが、二度寝する感じもなさそうだったんで、ダラダラ過ごす。幸い、二日酔い状態ではなかったんで、頑張れそう。

7:30 ホテル下で集合していざ現地へＧＯ

7:40 我らのエナジー補給ステーション「吉○家」で周りが朝定の中、牛丼セットで元気１００倍

8:05 現地着コート開放中だったんで急いで渋滞するコートに紛れ込む。乱打しようとしたら、本部から「受付してケロ～」って放送があり、私が代表して受付に並ぶ。すると本部がてんやわんやになってて、早めに受付した人に渡してたプログラブ入れバック(なかなか気の利いてるヤツ写真ありませんが、現在嫁が使ってます)はペアで１つなのに１人ずつ渡してたらしく、このままだと足りなくなるらしいとエライ人が若手にダメ出ししてたんで「ウチら２ペアで１つでいいです」とナイスなコメントして主催者側を助ける。きっとテニスの神さまが見てたら勝たせてくれるでしょう。

　そんなことはさておき、急いでコートに戻ったら３人で変わりばんこに乱打してたんで、クッシーを連れてべつの場所で乱打、その後サーブレシーブして、コート空くのをギリギリ待ってアジカベ・クッシーペアＭくん・カッチンペアで２ゲームくらいゲーム形式の練習しました。まぁまぁなんじゃないでしょうか

　待機場所に戻ってプログラム見たら…なんと第１試合。映画の予告編のようなナレーションが勝手に頭の中を過ぎります

移動６時間、前夜祭２時間、試合15分、空前絶後の恐怖のスペクタクルをあなたに♪

全日本社会人ソフトテニス選手権！Ｃｏｍｉｎｇ　Ｓｏｏｎ!!

8:45 開会式誰が言ったか忘れましたが、とても素晴らしいコメントに感動した記憶はあるんですが、肝心のコメントは忘れてしまった最低な私。暑さハンパないですが、いよいよ闘いが始ります。

　朝から激暑でしたが、この後激熱な闘いが繰り広げられるのでした

9:00 本部前で集合も、相手の前衛が行方不明で５分程待たされる武蔵が佐々木小次郎にやった作戦か？そんな事には動揺せず、その場でトスして負け、サーブ取られる。すかさずコート見に行って、縦風だったんでチェンジサイドを選択。その後、相手前衛も来たんで６コートへ移動して試合開始

　とりあえず最初の乱打相手、千葉県ペアは後衛が左利きその辺は左のエースで慣れてるんで問題ナシ。打ってみるとそれほど打力あるタイプでなく、さほどヤバそうな雰囲気もなかったんで大丈夫そう。まずはレシーブゲーム最初のファースト入ってきたんで、大事にセンターロブで返球どんな返球が来るかと思ったら、普通に私に預けてきたんで挨拶代わりのトップ打ちで後衛を攻める。その返球が完全に死に球のチャンスボール。それをクッシーがミス。次もクッシーがレシーブアウトあら、どうなってんの？いつものクッシーらしくありません。そー言えば試合前にＭくんが「乱打しましたけど、今日のクッシーさん、ボールきてませんよ」って言ってたのを思い出しました。私が乱打した時は気になりませんでしたが、ＮＡＳＴＣで昔からＭくんとクッシーは乱打パートナーだったんで、なんらかの違和感を見逃さなかったのでしょうかさらに、クッシーも試合前の乱打終って「なんだか向こうがまぶしく見えて遠近感が取れない感じなんだけど…」って言ってました。ヤバイ、ヤバすぎます。その後、サーブダッシュしてきた前衛にぶつけてローボレーされたボールをクッシーがボレーチップで３－０、相手のミスで３－１になります。どうしよう？頭の中で「自分が決めなきゃ」ってのと「今まで通り、我慢して崩そう」ってので迷い、ファーストレシーブをサイドパス気味の中ロブ打ってサイドアウト。ファーストゲームを落とします。

　２ゲーム目ファーストサーブで崩してミドルパスで１点もダブって１－１。クッシーのハイボレーが決まって２－１、スマッシュミスで２－２、ファーストサーブ入ったもののコース甘く前衛アタックされて３－２、私のストロークが前衛に捕まり結局ここも落す

　３ゲーム目レシーブゲームもクッシー３連続レシーブミスし、結局４－２で落してゲームカウントも０－３のピンチに。

　今まで何度もクッシーと組んだり戦ったりしてきましたが、こんだけ調子の悪い彼を見るのは初めてで、どないしたらいいか正直パニクリました。そんなんなんで、このチェンジサイドの時、またまた考えます「自分で決めに行こう」ってのと「今まで通り、我慢して崩そう」ってのと…。久々に切れそうになってました(ある意味初めてかも)。ですが、一瞬迷ったものの、迷いは禁物と後者を選びます。県体でもそうでしたが、クッシーの場合スロースターター(あの時は前半のサーブはハンパなかったけど…)で後半良くなってたし、もしここ勝っても前者のようなテニスでは先が無いと思い、クッシーの復活を信じて、子供たちにも指導している「二人で一本」のテニスをしようと決めてコートＩＮ負けてもともと、自分らしいプレーをしようと集中力しました。

　４ゲーム目、肩が温まってきたんでファーストサーブも本来のスピード＆コースで勝負相手レシーブの浮き球をクッシーが豪快にスマッシュ。本来のクッシーらしさが戻って来ました。自分も相手前衛に前半３ゲーム中１本ボレーされたものの、完全に動きが見えるようになってたためその後はほとんどコートに居ない状態にしてたんで、あとは次のレシーブゲームさえ乗り切れば行けるって感じてました。ゲームは難無く取り運命(？)の第５ゲームへ！

　５ゲーム目、面白いことに勝負事の流れってヤツがウチらに来てました。あっとゆーまに０－３でリード。クッシーのストロークはまだ復活してないようで、打点を落とし過ぎてレシーブバックアウトで１－３になるも、相手のファーストサーブに押されてレシーブバックアウト～って思ったボールを相手前衛が触ってくれて(チップ)ゲームを取る。

　チェンジサイドでベンチに戻って、ファーストサーブ入れて行こうって話してコートへ。

　６ゲーム目、攻めてはいるものの決めきれないって感じのゲームになり、２－２それでも主導権はこちらが握ってたんで気持ちに余裕アリアリでしたが、先に抜け出したのは相手で２－３でマッチ握られる。さっきまでガツガツ攻めてた私でしたが、急に丁寧なテニスしちゃったりして。でも、そこをキッチリ我慢してデュースに追い付くと、一気に逆転しゲームを取る。いよいよファイナルです。

　ファイナルゲーム、正直気持ちに余裕満載な感じだったんで、前衛オーバーからダブルフォワードなんかやっちゃって意表をつくかと思ったボールが前衛に引っかかる。でも、下に落しただけだったんでセンターにチャンスボール。ラッキーっと思った瞬間、クッシーがボレーフォローしてミス。私が前衛だったら触れないボールも、クッシー運動能力高いんで反応しちゃって…。でも大丈夫っしょって思い、次の深いボールを下がりながらジャンプして「行くぜ、エアーＡ」ってシュートボール打つもネット。完全に調子こいたプレーしちゃって、あっという間に流れを相手に渡してしまい、４－７敗退でした。クッシーも後半復活の兆し出しまくってただけに、もったいない敗戦でした。まぁ、試合時間は30分以上やったんで、良しとしましょう、いや良しとして下さい。


　


12:45 お昼時間が過ぎ、気温はなんと35度。そんな中、満を持してＭくん・カッチンペア参上奇しくも相手は千葉県ペアで、ウチらの敵討ち的な感じに。乱打の感じからしてもいけそうでしたが、これがまたなかなかのペアでした。見ている素人(？)なら楽勝でしょって思ったかもしれませんが、後衛は我慢強く、前衛は配球の適応力が高く、いやな感じ。カッチンが思ってたほど機能せず、Ｍくんの配球が徐々にサイドパスが多くなっていきます。前半Ｍくんペアがリードしていたものの、徐々に得点パターンを潰され始め、結局追いつかれてファイナルへ。ファイナルも接戦でしたが、最後には力尽きました。試合後、カッチン曰く「これをもって引退します」。納得いくプレーが出来なかったからですが、ソフトテニス界に戻ってまだ間もないんだから、そう言わずに末長くやってきましょう。






14:00 負け審も終わり、負け犬達はキャインキャインと一般がやってる新潟庭球場へと移動。途中、高速道路上でＭくんがもがき苦しみ、急遽パークングエリアで休憩しましたが、その話は番外編にでも話したいと思います。

15:00 新潟庭球場にて秋田県一般チームと合流も、全ペア初っ飛びっとの情報に反省会への気合が入る。ベスト32までの一般の試合を観戦。トッププレーヤーのあまりのレベルの高さにドン引きする。

　新潟庭球場

　出た～、目の前で篠原・小林ペアのダブルフォワード

　写真の対戦相手は元わか杉戦士の舘越と原のＮＴＴ西日本広島ペア前半は舘越くんが力んだのかミス連発も、中盤から毎ゲーム大接戦しかし、ネットインのボールも難無く返すシノコバペアに４－１で飛ばされる。ソフトテニスってネットインは返球出来るスポーツなんだと、今までの認識を訂正することにした私自分は出来ないけど、小僧らにはそうじゃなきゃダメなんだって教えようっと。

　で、二日目の夜もなる訳です。しこたま飲んでも良しな流れだったんで、その後いろいろツッコミ所満載な２次会、３次会でしたが、それも番外編で話しましょう。ってゆーか、話さない方がいいと思う方は連絡下さい。大人の事情で、封印しますから。そんなこんなで、長文でしたが全日本社会人２日目が終るのでした。めでたしめでたし。