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第4回柳葉敏郎チャリティーソフトテニストーナメント/エキシビジョンマッチ

2018年10月23日 | Weblog
 ユーチューブにUPされてたんで、是非ともご覧あれ


第4回柳葉敏郎チャリティーソフトテニストーナメント/エキシビジョンマッチ
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2か月間の取り組みをフラッシュバック!

2018年10月23日 | Weblog
 娘っ子のコーチになり、今回の全県中学新人までの約2ヵ月間について、振り返ってみたいと思います。

 まずは東北大会が終わり、小僧と共に全中へ向けたスケジュールで動いてた最中、1日だけそちらを抜けて練習試合へ連れて行きました。その後、広島から帰ってきたらハチ公カップに出場です。この二つとも、特に際立った指示する事もなく、ひたすらデータ収集に取り組ませてもらいました

 そこで浮き彫りになったのが、全体的に自分たちのミスでの失点の多いって点です週1回、小僧と娘っ子をまとめて指導しているものの、試合に関してはあまり見てあげてなかった事から、完全に見逃されてた部分でした。確かに、先輩たちがいた時から気になってた事ではあるんですが、その辺にもっと介入していくべきだったと反省です。

 ここから始めたのが通信教育土日に行われた大会や練習試合等から浮き彫りになった部分に対し、そこを強化するためにする練習メニューを「宿題」として提示その宿題をクリアしていくってやり方です。指導者ってゆーのは選手と一緒に過ごしてナンボって今でも思ってますので、正直私の中での禁じ手みたいなヤツなんですが、今の私に出来るのはこんな事くらいです

 目標は全県新人出場に設定し、1回目のメニューを出したのが地区新人の約3週間前この3週間で1度も全県を経験してない選手を全県に出場させるためにはどうしたらいいのか?そこで取った手法はリスクマネージメントってゆーもの一般企業では当たり前の様に取り入れられており、発生頻度と影響度の積として求めた際のリスクレベルに応じて対策を講じるってモノ例えば安全マネージメントで説明すると、この現場でケガをする危険があるのは何なのかを考え、それが起これば重傷なのか軽傷なのかなどを考えます。起こる可能性が高いのを7、中くらいを5、低いのを3として、ケガに関しても致命傷を10、重傷を7、中傷を5、軽傷を3とかって数値化し、頻度×影響度で出た数字の高いものから対策を講じていくってやり方です。

 大会までの期間が3週間って考えると、宿題を出せても一人あたり1または2種類の練習メニュー。それを行ってもらい、土日に検証し、改善されていれば次の週に次の課題に取り組ませるし、効果が出てなければ同じ練習、または別メニューにしてその部分の改善を継続するってやり方。これも一般企業では当たり前に使われてるPDCAサイクルってやり方です。基本的に自分が働いてる会社で学んだ事をソフトテニスに取り入れてるって形ですね

 あとは地区のレベルを考え、ここまで出来れば全県に行けるというイメージの元で練習を重ねて、いざ地区大会となりました。結果はギリギリの5位で全県でしたが、目標は達成出来ました。初歩的なところが改善されただけなんですが、それだけで全体的なレベルも上がる事があります。今回はそんな感じだったと思います。試合を見た感じでは優勝の可能性もありましたが、結局は準決勝のダブル後衛にファイナルで負けです。残念ですが、それも想定内でした。正直、負けるとしたらダブル後衛と思ってたんで

 で、全県を決め、次の目標は全県新人ベスト16に設定しました。ここに入れば都道府県1次予選会に出れます。強い選手と大会で試合する機会が多いほど、得るものが多いと思ってるんで、是が非でもここに行くべく宿題メニューを作りました。ただ、ここから私の思ったようにはいきませんでした。それは、学校祭などの学校行事がメインの期間になったため、宿題を出しても練習がない期間がきます。さらにも多く、なかなか思うようにいきませんでした。さらに、私としても宿題メニューを出しにくいテーマに取り組まねばならないと考えて、指導方針が定まらなくなります。指導者としての実力の無さが出てしまった感じです。宿題メニューを週1の全体練習で行う事にし、小僧も巻き込んで同じ練習メニューをさせてみたりもしました(意外と出来なくて、これはこれで良かったかも)。

 で、宿題メニューに入れにくいテーマ「下手でも勝てるテニス」の指導に時間をかける事にしました。昔から「練習見てても全然上手じゃないのに、試合するとなんで勝てないんだろう?」って他の指導者からよく言われるようなチームばかりでした。今でもそのコメントは最高の誉め言葉と思ってます。それが私の基本スタイルなんですが、それに関してはなかなか選手に浸透しずらく、さらにボールを打つ時間が減ったりする関係でいろいろ弊害があるメニューですが、ここを通らなければ次には進めないってヤツなんで、土曜日練習でそれを2週連続で行いました。その後、佐藤杯に緊急参戦した関係で実践練習も出来たんでだいぶいい感じになったと思います。で、結果は…初戦敗退でした。地区大会同様、またしてもダブル後衛に敗戦です。正直、私なりにダブル後衛対策はありますが、それにはそれ相当の実力が必要です。そこまで達してなかったってゆーのが現実でした。

 ただ、選手は見違える様に成長しました。先輩たちの協力もありましたが、それ以上に先生たちのがんばりが全県で戦えるだけの選手に成長させた一番の原因と思います。私があまりコートに顔を出さないお陰(?)で先生たちが必死で球出しやら、球拾いやら、声出しまでして練習を盛り上げています。正直、感動ものです。最近は働き方改革等の関係で練習日が平日1日、土日1日を休む週5回になってる中、学校の授業準備なんかもますます限られた時間になってるのにも関わらず、いつもコートで選手と共に汗を流してくれてます。選手も、私も、この情熱に応えるべく、一生懸命頑張らねばと思います。

 娘っ子の敗戦後、小僧らの試合に入りました。結果は圧勝でしたが、気になる点が多くみられました。なかなか勝った試合からは見過ごされる事が多いんでしょうが、そこを見過ごしては次に進めません。それは、「基本技術」ここにも週2回休みの影響が出てきている感じです。練習日が少なくなった事により、ソフトテニスの土台であるべき基本が抜けてるところが多々見られました。今後の課題であり、重点項目と思われます。「最後は基本で勝つ」ゆたかさんの言葉が心に染みます

 久々に女子に関わって、正直いろんな事が不足している事に気が付かされました。心技体はもちろん、何より私の得意分野(?)でもある現状把握が出来てません。「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」。もう一回、孫子の兵法書に目を向けて、自分を見つめなおしたいと思います
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