この時期は各地で講習会が目白押し
先日の北東北小学生強化練習会を始め、各県主催の講習会がいろんなところで行われています。そんな中、県連とは別に動いてる講習会も結構出始めてて興味深いです。
先日の建国記念日、岩手では横畑くんが主催のバックに特化した講習会が行われました。彼はソフトテニスコーディネーターとしていろんなビックネームの選手や指導者を招聘して数多くの心をくすぐる講習会を行ってきました。先日の講師は朴選手
名前見て分かる通り、韓国出身者です。現在長野県在住で、大学で准教授だかしている文武両道なスーパーサイヤ人な人です
。現在、NASTCが目指す全日本クラブ選手権大会(白子町)で2シーズン前に優勝したHIN-HINってクラブチームに所属してる現役選手です。
彼が講師をしてバックに特化って言ったら、当然「韓国式バック」
ソフトテニス式ダブルハンドストロークです。どうしてもバックハンドだとボールにパワーを上手く伝えづらく、非力な選手には難しい技術の1つと言えます。その点、韓国式バックはもう片方の手でサポートする関係で日本式よりも楽に遠くへ飛ばせるため、ジュニアや女子にはオススメのショットと思います。私なんかもパワー不足の老人なんで、要所要所で使い分けしてますが韓国式バックがメインです
。見様見真似から始めて試行錯誤し、元韓国のナショナルチームメンバーから直接教わったりもして現在そこそこ指導出来るまでになってるつもりでしたが、現実はまだまだ奥が深いようです。ウチのジュニアや小僧も参加したんですが、帰ってきてだいぶパニクってました。私も父兄から誘われたんですが、北上の1級審判講習と重なってたんで断念(結局、忙しくってそっちも断念
)。もったいない事をした感じです。そのため、先日講習会に参加した指導者の方からお話を聞かせてもらったんですが、考え方はもちろん、体の使い方や体重移動など、従来の指導と違いがあって興味深い話でした。ただ、百聞は一見に非ず
これからも私なりに研究していこうと思います。
また、福島県いわき市でソリダリエってクラブチームが主催の講習会が日曜日に行われました(ソリダリエで変換したら反田理恵になったのは私だけ
)。ここではテニス・ソフトテニス専門トレーナーの小森さん、カトゥーンTVの加藤さん、そしてそしてまさかの元ヨネックス森田奈緒選手
とそうそうたるメンバーでの講習会が行われました。チャレンジ青森同様のスキル&フィジカル講習会って事で、いろんな面からサポートする感じなんで面白そうでした。スポセン杯無ければ覗きに行きたいと思える企画です。
こないだタクミアリーナで行われたKEIスポーツのイベントなんかもそうですが、最近は県連以外の人たちが行う講習会も身近なところでチョイチョイ見られるようになってきました。未だに自分の言う事以外は聞くな的な指導者もいるらしいですが、そんなんじゃダイバーシティー化&グローバル化している今どきのソフトテニスでは通用しないんじゃないかと思います。「我以外皆我師也(われいがいみなわがしなり)」by吉川栄治(小説三国志、実家のどっかに眠ってるなぁ
)。いろんな人の言ってることに耳を傾け、その良し悪しを自分で判断できる選手が求められていると思います。正直、講習会もいろいろあって、当たりはずれはあります(参加した人の感覚でしょうが…
)。その人がいま何を欲してるかによってそれは決まるかと思いますが、共通して言えることは必ずなんかしらの学びがあるって事です。それに気付いて自分で整理し、落とし込めればどんな講習会も最高のものになると思います。そのためにも、いろんなトコに積極的に参加して、新たな自分を構築するヒントを探してみて欲しいと思います
。今年のナロさん講習会はジュニア休みにして最後まで参加しよっと
。
p.s.ちなみに今一番興味のある講習会は陸上競技の講習会だったりする私です