天災と人災

質問者：ハイル禅師　天災と人災の相違点の説明をお願いします

私：一般的に自然現象や人智から見ると不可抗力である
天地自然の災害のことを天災と人間サイドは呼称しています

一般的には人災とは人為的ミスや備え不足など
あらかじめ対応できた可能性があるのに　
人の怠慢や驕りで発生した災害などを言う

また天災の真の原因は人間の劫の集積が具現化したものである

人間の社会活動に於いての罪障が霊界の先天世界に　
黒い岩の塊となり蓄積されるが　これが一定時間経過すると　
化する働きとして太極をとおり　後天世界に到達した時点で　
地震・津波・噴火・疫病などに現象化するのです

後天世界まで降りて来た上記の災害を　神が地上の特定の地域に
振り向けるわけです

神は後天世界にまで降りて来た災害を弭化することはできない
のであります

ですから劫がまだ先天世界に存在する内に神に祈り　弭化して
頂く必要があり大難を小難に　小難を無難にして頂くのが
「祈り」の意味です

神の尺度から見れば　天災とは人災なのであります