ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

修行の本質

2018年06月04日 | 教え
質問者:ハイル禅師 一般的に修行といわれる内容とは 
どういったものでしょうか?

私:人は普通 自分の生業を持ち 生活していく為に
労働するのが一般的な概念だが 本当の修行とは魂の
進歩を意味しており「内修」と「外慈」を指すものです

内修とは学問を深く探求して真理の本質を究めて
御魂のレベルを向上させる胎蔵界的修行を意味します

外慈とは物施・体施・法施などを通して世の中に貢献する 
布施行を指し 多くの衆生を救済する金剛界的修行を
意味します

私の知る話で仏教徒の一部は「因縁が深い」と言う理由で 
悪因縁を切るつもりで お経を上げながら何千日の行を行うが
前世の因縁・家代々の因縁・子孫の因縁のどれ一つ取れて
いないのであります

だが其の発願の努力に応じて守護霊が変わられていることが
多いと言える

*要するに徳を積まねば 悪因縁は祓えないものです 
上記の修行は精神修行では効果があるものです

本質的な修行に入る前に正しい知識が必要だが
内修と外慈を同時に行いながら修業をする 
「上求菩提下化衆生」が正しい修行の在り方であります