質問者:ハイル禅師 私の友人が真夜中の神社で異形な姿の
妖怪の行列を目撃したというのですが 現在でも有り得る
のでしょうか?
私:百鬼夜行という言葉がありますが 深夜に鬼や妖怪が
行列を出して歩く話は昔から伝えられていました
ただ彼らもむやみに歩き回るのではなく 彼らなりの法則に
従って霊道がありその上を歩いているわけです
その法則とは自然界における「気」の流れや
龍脈および龍穴といった一定のエネルギーを有する
道を通行している事であります
神社などは神気の影響もあり妖怪の行列を目撃した
話自体は得心出来ます
また霊道とはこの世の建造物などはすべて無視されており
家の中だろうが布団の上だろうが容赦なく歩きます
だからと言って霊道がある鬼門や裏鬼門などにお札を貼ったり
鏡を設置すると霊が溢れ返る事態になる
霊道も妖怪専用や僧侶など宗教者専用
さらには不成仏霊など負の未練を残した霊専用もあるが
未練が強い霊は神社仏閣・墓地・教会など
救われる可能性を有する場所にも通っています
妖怪専用の霊道も墓地・聖地・病院などを通りますから
不成仏霊道と共通点が多い
霊道は地上以外に二階~五階ぐらいの高さを
横に通っていたり上下に通ることもあります