質問者:ハイル禅師 血糖値の上昇が脳に影響してくるのは
本当でしょうか?
私:血糖値とは血液中のブドウ等であるグルコースの濃度を言い
糖分はパン・ごはん・麺類などに多く含まれております
つまり上記の炭水化物は身体の中で消化吸収されて
ブドウ等に変換し血液中に入って身体全体のエネルギー源となる
健康な人は食事で血糖値が上昇しても
膵臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌されて
血糖値の過剰な上昇を止めます
このインスリンは基本的に上限140mg/dLを目安として
コントロールしております
そして食事が終了してから二時間以上経過すると
血糖値は空腹時の値である70-110mg/dLに戻っていきます
しかし糖尿病になるとこのインスリンの分泌量が少なくなったり
反応が悪かったりして食後二時間以上経過しても
血糖値が下がらない状態が続きます
特に血糖値が急上昇する事を「血糖値スパイク」と呼び
動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞・認知症・ガン・眠気・頭痛などの
症状が出やすくなる
つまり血糖値の上昇が脳に影響するのです
食事の工夫として炭水化物にお酢を加えたり甘い物を欲しく
成れば繊維質が多い果物にヨーグルトをかけるのが良いだろう