質問者:ハイル禅師 観音様系宗教の中でもレベルの高低などは
やはり生じているのでしょうか?
私:正しい宗教には観音様か或いは別の正神が居られるので
信者は寿命が延びたり悪因縁を薄めて貰ったりする功徳が頂ける
確かに観音様系宗教においてもレベルの高低が存在しますが
信者自体は自分の御縁によって入信する為 選択は難しいでしょう
要するに救済がメインなのか神仕組がメインなのかで
中身が全然違う訳です
例えば「井戸の卦(け)」とは昏々と湧き出る井戸水が遍(あまね)く
人に行き渡るように苦しんでいる信者や衆生を
一人一人救っていく救済法であります
また「鼎の卦」とは三本足の鉄窯の事を指し
天の帝が鼎(かなえ)に入れて神への御供え物をして
天の功徳を頂き大臣や高級官僚などを通して
世の中を良くする選ばれた人達を通しての救済法です
選ばれた人とは過去世から修行を積んできた神仕組に集う
「夙魂」の事であり相当に高いレベルまで己を磨いております
その他の正しい宗教も枝葉となり自分の持ち場で
人の為に尽くす気持ちが大切です
井戸の卦の宗教は正神が居られても厳しい雰囲気を持っており
信者の物施や参拝に対して功徳を授ける形のみだからであり
感謝が薄いと露骨に叱咤しますが教育を兼ねるからであります