ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

法要の意義は生者よりも死者の自覚を促す儀式なのでしょうか?

2023年06月30日 | 教え

質問者:ハイル禅師 法要の意義は生者よりも
死者の自覚を促す儀式なのでしょうか?

私:基本的に人は死ぬと49日間は現世で家族の様子を見たり
職場に行ったりして名残惜しむことが出来ます

その際に人間からは霊能がない限り死者の霊体は見えませんが
死者からは全てが一目瞭然に観えております

この49日間を過ぎれば幽界に連行する霊がやってきますが
それでも頑なに拒否すると浮遊霊や地縛霊となります

また普通は死後49日目に法要を営みますが
死者はこの法要を観て「やっぱり自分は死んだんだな」
という自覚と認識を深めて幽界へ行く覚悟を決めます

此処に法要の最大の意義があるのです
49日が過ぎて幽界に行くと冥官の判決を受けますが
判決後に直接霊界に入る訳ではない

即ち三十年間は天の八衢(あめのやちまた)と呼ばれる幽界で
守護霊等の指導を受ける修業生活を送ります

この三十年の間は親族の供養を受けられますが生前の罪を
悔い改めなければ本来の判決通りの霊層に行きます

つまり三十年の八衢修業は執行猶予の期間の意味もあり
改心出来れば刑が軽くなり霊層を少し上げて貰えるのです

法要の意義として生者は死者との惜別の区切りであり
死者は新たな霊界生活の出発点となるのであります



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