質問者:ハイル禅師 古い旅館に行くと絵画の裏や置物の下に
「御札」が貼ってあることが実際にあり大変不気味でした
何か意味があるのでしょうか?
私:絵画の裏や大きな壺の下など目立ちにくい場所に
「御札」が貼られている事が稀にありますが
必ずしも霊現象が存在する訳でもないのです
つまり旅館の主がお客様に安全に楽しく過ごしてもらう意味で
御札を貼り付けている場合もあるからです
気づきにくい場所でも露骨に御札が貼られているのが分かると
確かに心理的にも気味が悪いと感じる人もいますが
肝腎なのは何が書かれているのかであります
「降魔退散」「邪気退散」「諸霊供養」などの文言であれば
かなり怪しい部屋なのかもしれません
しかし現在は偽装された御札が貼られている事が多く
赤や黄などの色彩模様に細工をしたり遠目から観ると
普通の絵画の裏書にも見える工夫があります
ただ傍で見ると鎮魂供養系の文字が書かれていたりするので
遠目からでは分かりにくいだけではありますがね
もっとも本当にいわくつきの部屋であれば「開かずの間」にして
おくのが普通ですから この部屋を稼働させないと儲けが出ない
旅館ならば仕方が無い面もあるのでしょう
実際に僧侶などにお経を依頼する旅館やホテルがあるので
人が寝泊まりする旅館には霊が蝟集しやすいのも本当であります
·そうする事で、大抵の人は、頑なだった心が、溶けていく事が多いのではないでしょうか?
·近頃は、特にそのように感じております。
·先生も、大変お忙しいのでしょう。
ご自分の心も適度に休息され、労ってあげてくださいね。何か食べる、お好きなものを飲む等だけでも、気分転換になりますからね。(·ご存知かもしれませんが…。)それではまた…。]