前回の悲惨な釣行からひと月以上経ちました。
その間、雪辱を胸に(笑)ネットで釣況を
チェックしていましたが、
どうも渋めのようです。
2011年の秋を思い出します。
初戦で1匹釣れて、その後はすべて坊主。
今年もそうなってしまうのか。
不安をかかえながら、
平日2泊3日強攻策です。
昨年同時期によく釣れた東側某港へ。
投宿後、午後4時過ぎに夕まづめの部開始。
広く探ってみようということで、
いつものテトラとは違う別のテトラ帯を
チェックしてみます。
ここのテトラは比較的大きく、
足場が高くて怖いので
じっくりやったことは無いのですが、
定評のあるポイントです。
先端に投げ浮き師が2、3人。
中ほどにはエギンガーが4人。
新し目の墨跡もちらほらあります。
墨跡をたよりにポジションを決め、
キャスト開始。弱い追い風。波も穏やか。
7時満潮にむけての上げです。
5時前、アタリ(のようなもの)を空振り。
5時半、薄暗くなってきました。
雰囲気はいいのですが、安全を考えて移動します。
いつものテトラ帯へ。
エギンガーはゼロ。めぼしい墨跡も
見当たりません。
いつものポジションに入ります。
3.0号を主体にあれこれやります。
ラトルエギ、勝負エギ、必殺エギ(笑)、
マスクシンカーなど総動員でいろいろやるも、
アタリ(かどうか自信なし)1回のみ。
7時満潮を過ぎ、8時まで粘って撤収です。
宿に戻り適当な晩飯を食べながら思います。
去年と違ってやっぱり渋いんだなー
でも変なアタリ(?)もあったし、イカはいるはず
一匹でもいいから何とか釣らないと…
仮眠後、午前2時(ほぼ干潮)から
朝まづめの部開始。弱い追い風でベタ凪です。
テトラに入る前に、先端平場に入り、
電気ウキ組の横で少しキャスト。
沖目でコウイカ(推定)が乗りますが、
5秒でバレました。
午前3時、テトラのいつものポジションで
キャスト開始。アタリ(かもしれない)を
2回空振った以外は無反応で1時間半経過。
ここでふと思います。
アタリが本当にアタリなら、イカはいる。
でも乗らない。攻め方が何かおかしいのかな…
実は1年前に必殺エギ(スローシンキング)が
活躍して以来、「フォールスピードに
大きな変化を付ける」のがわたしのなかで
はやりの戦術になっていました。
春と夏には、マスクシンカーが成果をあげた
こともありました。
この戦術の利点のひとつは、エギやシンカーを
付け替えるだけという「手軽さ」です(笑)。
そしていま、この戦術がイカにアピールしない。
色々なスピードのフォールを見ても、
イカはその気になってくれないのです。
それなら逆転の発想で、
フォールさせなきゃいいんじゃね?
ということでしゃくりのあといわゆる水平移動の
パターンにしてみます。その2投目。
胴長21cm
エギ王QライブROLNO
(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.0号
中盤の水平移動中に乗りました。
その後は続かず。
明るくなってから昨夕の大テトラにも
行ってみますが無反応で6時半納竿です。
思いつきの戦術転換が功を奏し、
してやったりみたいな話になりかけましたが、
秋のシーズンの真っ只中に
これだけ粘ってこのサイズが1匹。
厳寒期のエギングのようです。
紙一重で坊主は逃れましたが、
2泊目もこの渋さは大きく変わらないはず。
「いや参ったね」とつぶやきながら床につき、
一泊目終了です。
後半に続く
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場所:東側某港
日時:2014年10月29日16:30-20:00,
30日2:00-6:30
潮回:中潮~小潮
釣果:アオリイカ1匹(胴長21cm)