たまに釣行記

たまに関門や山陰に行ってアオリイカを釣ろうとするもたまにしか釣れない釣行記

伊豆エギング2014秋5回目(11月23-24日)

2014-11-24 | エギング釣行


今シーズン、渋い釣行が続いているなか、
水温もじわじわ低下してきました。
厳しい状況ですが何とか1匹、
あわよくばサイズアップという目標設定で、
秋最後の釣行です。

少ないながら結果の出ている
前回の港がよさそうでしたが、
風向優先で2ヶ月ぶりの西側某港へ。

投宿後、午後4時からメイン堤防へ。
港内根元付近で大きなブダイを3匹も
あげている釣人を目撃。
ブダイってこんなところで釣れるんだ。

先端テトラへ。連休中日ですが
それほど混んでいません。
ただいつものポジション(Aポジ)には
入れず、Bポジへ。

5時半満潮に向かう上げです。
弱い斜め追い風。潮流も加わって
ラインが横にもっていかれがちで
ちょっとやりずらい。

4時半を回り薄暗くなってくると
ジギンガーが増えてきました。
エギンガーは少なめです。

満潮がらみの夕まづめ。いい時間帯です。
前々回から水平移動特訓中で、
今回もしゃくり後の水平移動を
多用しますが、低活性の予想のもと、
普通のフォールと半々の割合で攻めます。
またボトムすれすれの水平移動も
混ぜてみます。が、異常なし。

暗くなって釣人も減り、
満潮を迎えた5時半ごろ、
Aポジで若者グループの歓声が。
イカがあがっています。

やっぱりAポジいいなー
と思っていると、先端角が空いたので
そちらに移動。風向的には
やりやすくなりました。

移動して5投目くらいの午後6時頃。
着水着底から糸ふけをとると
乗っていま…バレました
フォローのアクションも不発。

同じコースにキャスト。
沖目で水平移動。無反応。
中盤でテンションフォール。
じわっと重み。合わせるも空振り。
ええええ? アタリじゃなかった?
合わせそこねた?

再度同じコースにキャスト。
沖目でテンションフォール。無反応。
中盤でテンションフォール。
じわっと重み。今度は慎重に、
ワンテンポ送ってから合わせます。
乗りました。



胴長20cm
エギ王K PM(ピンクマーブル)
3.0号

その後は続かず。
8時前まで粘って夕まづめの部終了です。


夕食仮眠後、干潮直後の午前0時半から
未明~明け方の部開始。
7時満潮に向かう上げです。
まずは高速船発着所の堤防へ。
先行ウキ師によるとさっぱりとのこと。
1時間弱やってみるも無反応。

2時頃、メインの堤防へ。
風がちょっと強く、Aポジがやりにくいので、
先端からキャスト。無反応。

4時前風が弱まりAポジへ。
ねらった時間帯に、ねらった場所で、
ねらったコースにキャストできる。
思い描いていた通りの釣りになりましたが、
反応は全くありません。

5時半、寒さと疲れで納竿です。




坊主は逃れましたがサイズアップは
できませんでした。
さびしい釣果ですが、9月にここで
2泊3日完全坊主をくらったときの
悪いイメージは少しだけ払拭できました。


この秋は結局秋らしい釣果をあげられず
終わってしまいました。
冬もやっぱり渋くなるのでしょうか。
まあ冬は毎年滅多に釣れないのですが


今回行ってみて思い出したのですが、
西伊豆1泊2日は、のんびりできず
やっぱり体力的にキツイです(笑)
年内もう一度行くとしたら
東側になると思います。

************

場所:西側某港
日時:2014年11月23日16:00-19:30,
24日1:00-5:30
潮回:大潮
釣果:アオリイカ1匹(胴長20cm)
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伊豆エギング2014秋4回目(11月14-16日)後半

2014-11-17 | エギング釣行


前半からの続きです


午前0時半から未明~明け方の部開始。
フォローの弱風でやりやすそう。
5時干潮に向かう下げです。

いつものテトラ帯に行くと、思わぬ誤算が。
強いうねりがあり、しぶきがテトラを
濡らしています。これでは乗れません。
坊主に一歩近づきます。

仕方なく先端平場へ。
ウキ組の横で外洋向きにキャスト開始。
5投目くらいでした。
手前の水平移動中にじわっと重みが来ました。



胴長21cm
エギ王QライブSON(オレンジ/虹)3.5号

触腕1本で恐る恐る抜き上げ

期待していなかったポイントで
あっさり坊主を逃れました。
そして水平移動ブーム継続決定です(笑)

その後約2時間無反応。
ウキ組の密度が高まり、
やりにくくなったのでポジションを
明け渡し、とりあえずトイレ休憩。
さてどこで再開しよう。

あきらめきれず濡れているテトラ帯へ。
うねりは収まりつつありますが、
濡れたテトラは簡単には乾きません。
むしろこれから明け方の冷え込みで
夜露がテトラをさらに濡らす予定です(笑)

乾いていて竿を出せるところは無いか、
ライト全開でテトラ帯を隈なく探ります。
すると一箇所ありました!
これまでやったことのない
初めてのポジションです。
明け方に向けて希望をつなぎます。

この新ポジで3時半からキャスト再開。
異常なく1時間が経過します。
4時半。前回釣れた時間帯です。
来るならそろそろだ、と期待が高まります。
そのとき、隣にエギンガーが入ってきました。
いやな予感…

5時を回り、うっすら明るくなり始めたとき、
いやな予感が的中!
隣で1匹(目測胴長約20cm)あがっています。
「隣で釣られる」現象3回目です(笑)

望み薄な時合を期待するも
こちらには何も反応がありません。
そして刻々と夜が明けてゆき、
「朝まづめ釣れない症候群」の
自分には厳しい時間帯に突入です。

未明の1匹で坊主は逃れているものの、
なんだろう、この敗北感…

いつもなら納竿したい時間ですが、
どうにも腹の虫が治まらず、
もう少し粘ります。

とはいえやっぱり苦手な時間帯。
反応なく約1時間が過ぎます。
諦めムードが漂ってきました。

最後はどのエギにしようか。
未明に1匹あげてくれたオレンジにしよう。
これを3回投げて終わろうと決めます。

投げながら思います。
そういえばオレンジで釣れたのは
久しぶりだなー
今回潮色が少し濁り気味だったから
オレンジが効いたのかな。

あっと言う間に3回投げ終わりました。
6時を回っています。

さあ納竿、のはずが、
ここで往生際の悪さを発揮して、
エギを交換します(笑)
やっぱり最後は勝負エギっしょ!
という理屈で、正真正銘ラスト1投を
託します。

着水着底。
沖目のしゃくり→ジャーク→水平移動。
中間のしゃくり→ジャーク→水平移動。
このとき、コツンときました。イカパンチ?
手前のしゃくり→ジャーク→水平移動。
乗ってくれ、という祈りは通じず。

ラスト1投のはずでしたが、
イカがいるなら話は別です(笑)

もう一度同じコースにキャスト。
沖目のしゃくり→ジャーク→水平移動。異常なし。
イカへのアピールを込めて、
中間で激しく2回しゃくり、激しくジャーク。
からの水平移動。異常なし。の、のらない…

手前で再び激しく2回しゃくり、激しくジャーク。
からの水平移動。「乗ってくれえええ」
の思いが今度は届いたのか、
じわりと重みが伝わります。



胴長21cm
エギ王QライブROLNO
(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.5号

エギングを始めて約4年。
初めて朝にまともなサイズが釣れました。



自然光バージョンも記念に


「隣で釣られる」現象に、
「釣られたら釣り返す」の
1倍返しができました(笑)
心おきなく本当に納竿です。





渋いなか何とか釣れました。
前回と較べると数は減りましたが
型はそろってきているようです。


久しぶりにプレッシャーの高い釣りになり、
「隣で釣られる」くやしさも味わいましたが、
最後の1匹は、もし先に隣で釣られて
いなければさっさと納竿していたはず
ですから、結果的にヤケクソ粘りを
導いてくれた隣のエギンガーさんの
お陰に違いありません。

なるべくプレッシャーを避けるのが基本ですが、
プレッシャーを楽しめるようにもなりたいと
思いました。


今回はほぼ9割水平移動で攻めました。
気づいたことのひとつは、
これまですべて中間~手前で乗っている
という点です。

たまたま沖目にイカがいなかったのか。
それとも沖目ではちゃんと水平移動
できていないのか。
次回は沖目の水平移動で乗せるのを
課題にしたいと思います。

それと、竿を立てる動作が頻繁になると、
ロッドの重量や先重りが気になり出しました。
電車釣行のため4ピースのロッドを使っていますが、
コンパクトにこだわると選択肢がありません。

かといって2ピースで電車釣行は結構なハードルです。
さてどうしよう。


次回は11月中にもう一度
行ければと考えています。

************

場所:東側某港
日時:2014年11月16日1:00-6:00
潮回:小潮
釣果:アオリイカ2匹(胴長21cm×2)
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伊豆エギング2014秋4回目(11月14-16日)前半

2014-11-16 | エギング釣行


渋い結果の前回釣行から約2週間経ちました。
釣況を調べてもあまりいい話を目にしません。
それでも坊主覚悟で前回と同じ東側某港へ。
この港のポテンシャルにすがり付こうという算段です。

週末に平日休みをくっつけた2泊3日。
初日午後現地投宿。予報を上回る強風です。
午後4時頃港へ。前回ちょっとだけ竿を出した
あまり行かないテトラ帯へ。

根元寄りにエギンガーが2人。
中間まで進み、テトラに入って投げてみます。
高い犬走りが強風を緩和してくれますが、
それでも横風気味でやりにくい。

この風向なら根元寄りがやりやすそう。
根元寄りに引き返します。
2人の先行エギンガーの間に入れそうなので、
進入経路を目で探っていると、
一方のエギンガーのロッドが曲がります。
胴長17~18cmくらいのアオリがあがりました。
急いでテトラに降りキャスト開始(笑)

干潮直後の上げです。
竿を出してみると、風向がころころ変わって
けっこうやり辛い。6時まで粘って無反応。
いつものテトラ帯に移動します。

こちらは予感した通り、強風吹きっさらしで
テトラに乗れません。先端平場から投げてみるも、
予報と異なり斜めの追い風で無理があります。
だめだこりゃ、ということで7時前に
夕まづめの部終了です。


夕食仮眠後、午前1時半再び港へ。
予報に反して風は更に強まっています。
1時間ももたずに撤収。
さっさと床につき、一泊目終了です。


連泊中日。珍しく午前中から動き出します(笑)
といっても釣り場ではなく、地元の釣具店へ。
エギその他を補充します。

昼食後、午後2時港のいつものテトラ帯へ。
6時干潮に向かう下げです。
強風は収まり、フォローの弱風。
土曜日とあって堤防は大盛況です。

テトラにはカマスねらいの投げサビキ、
ライトジギングの釣人が何人も入っています。
その中に混じってキャスト開始。

前回功を奏した水平移動を主体にあれこれ
攻めるも完全無反応。午後4時前、
先端寄りでカマスがあがりだします。

4時をまわり、薄暗くなりはじめると、
エギンガーが徐々に増えていきます。
テトラの混雑はピークを迎え、
約5メートルおきに釣人が並びます。

いい時間のはずですが、相変わらず無反応です。
そのとき、隣のエギンガーの竿が曲がります。
胴長22~23cm(目測)のアオリです。

時合到来!とテンションをあげたいところですが、
渋い釣況を考えると、少ないチャンスを見事
奪われた悔しさが先に立ちます。

キャストを繰り返しながら思います。
自分の攻め方が悪いんだろうか。
水平移動ばっかりやってるけど、
今日は水平移動の日じゃないんじゃないか。

隣のエギンガーの攻め方をそれとなく
盗み見します(笑)。鋭いショートジャークや
しゃくりでボトムを攻めているようです。
自分のぼよよんとしたロッド操作では
にわかに真似できそうにありません(笑)

5時をまわり暗くなりだすと人が減りました。
テトラポジションを何度か移動しながら
続けていた5時半ごろ、中盤の水平移動で
イカ(推定)が乗ります。
小さめかな、あんまり引かないし、
と思った途端、フッとバレました。
うわああああああ、と心の中で頭を抱えます。

少ないけどイカはいる、と言いきかせ
その後約1時間続けるも、
寒さで集中力が切れ始め、
7時前に夕まづめの部終了です。


よく行く店で晩飯を食べながら思います。
今回は坊主っぽいなー
まあ渋いシーズンだし、
一泊目は風にやられたし、
仕方ないよなー

と、坊主の予防線を張ろうとしますが、
それでも納得いかないことがあります。

ひとつは水平移動。
前回始まった自分のなかの水平移動ブーム。
もし今回坊主なら、このブームも風前の灯です。
ロッド操作の型がある程度出来上がるまで
もう少しブームが続いて欲しい。

もうひとつは、2度あった「隣で釣られる」現象。
目の前でイカが釣れていて、自分は釣れない。
場所、時間帯の選択が適切でも、
プレッシャーの高い状況では
他のエギンガーに釣り負ける。

初心者に毛が生えた程度の腕と経験値では
仕方のないことですが、何とか一矢報いたい。


ごちゃごちゃ言ってますが
つまり「やっぱり坊主はイヤ」
ということです(笑)


残された未明~明け方の部に
望みを託して仮眠の床につきます。


後半につづく

************

場所:東側某港
日時:2014年11月14日16:00-19:00,
15日1:30-2:30,14:00-19:00
潮回:小潮
釣果:なし
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伊豆エギング2014秋3回目(10月29-31日)後半

2014-11-01 | エギング釣行


前半からの続きです


昼過ぎに目覚め、軽い食事のあと、
午後3時、ベースとなっている
大メジャーな港の隣の中メジャーな港へ。
今日の夕まづめはここでやる予定です。

まだ陽が高いので、ポイント探訪ということで
港から歩いて10分の小場所へ。
浅くて狭い砂浜に突き出たごく短い堤防。
雰囲気は最高ですが、先行者があり入れず。
港に引き返します。

灯台のある堤防をチェックします。
ここも初めて来ます。
狭い先端平場にウキ、投げの先行者3人で、
よい釣座はふさがっています。
でもその手前なら、足場は良くないものの
竿を出せるスペースは結構あります。

が、ここでは竿は出さず、灯台のない堤防へ。
ここは何度も来ています。
そして何度来てもやはり満員御礼。
ウキ釣り、ちょい投げ、エギンガーも3人。

釣座が空くのをのんびり待ち、
午後4時半頃、夕まづめの部開始。
午後8時頃満潮に向けての上げです。
弱い追い風。波も穏やか。
ベイトがびっしり入って、
雰囲気は最高です。

墨跡も結構ありますが、
ちょっと古めに見えるのが気になります。
朝まづめに功を奏した水平移動を
増量して攻めるも無反応。

陽が落ちて先行者は減っていきます。
ライト装着タイムの午後6時頃、
根元寄りの泳がせウキ釣りでアオリが上がります。

テンションが上がるも、こちらは異常なし。
ポジションを変えてあちこち探ってみます。
7時過ぎまで粘って無反応で
夕まづめの部終了です。


ベースの港に戻り、適当な夕食をとりながら
思います。さて今夜はどうしよう。
一晩中釣り続けるのは体力的に無理なので、
一泊目同様未明~明け方にするか、
一泊目にやっていない深夜~未明にするか。
どっちにしろ渋いなら時間帯を探ろう
ということで後者を選択します。

夕食、一服後、午後9時から夜の部開始。
港に隣接するシャローの小場所。
墨跡なし。30分ほどやって異常なし。
港内の堤防へ移動。墨跡なし。
2、3投して移動。

10時頃、一泊目に釣れたメインの堤防へ。
先端平場にウキ師が3人ほど。
テトラ帯は誰もいません。
いつものポジションに入ります。

10時満潮からの下げです。
弱い追い風。少し強めのうねりがあります。
原因不明の高切れに悩まされたりしながら、
水平移動主体でキャストを続けます。
11時過ぎ、中盤でしゃくりから水平移動に
移ったとたん、ティップがぐいっと
引っ張られます。



胴長約17cm
エギ王QライブROLNO
(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.5号

一泊目よりサイズは下がりましたが、
一泊目とほぼ同じパターンで乗りました。
水平移動が効いているのか?

その後は続かず、ポジション移動で探るも
無反応。元のポジションに戻ります。
そろそろ終了かなと思い始めた午前1時前、
回収直前の水平移動中に



胴長約15cm
エギ王QライブROLNO
(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.5号

また水平移動。

その後は続かず午前1時過ぎに納竿です。




今回の釣行をまとめると、
トータル15時間半で3匹という結果でした。
だいたい5時間に1匹のペースです(笑)
去年と較べると激渋ですが、
2011年の再現はなんとか回避できました。


そして今回成果をあげた水平移動。
特にしゃくり直後の水平移動は、
面倒すぎるというか難しすぎて、
これまでほとんどやってきませんでした。

1回の釣行のうち、練習がてらちょっとだけ
やってみて、特に反応が無いことを確認して
おしまい、という扱いでした。

「水平移動でイカが乗る」というのは、
先般の「夏イカ」と同様に、自分のなかでは
都市伝説扱いだったのです。

でも今回の結果を受けて、
基本テクとしての必要性を痛感しました。
ロッド操作、リーリングはこれでいいのか、
まだまだ未成熟ですが、試行錯誤しながら
身に付けていきたいと思います。


若干面倒くさい技術的課題を抱えて
しまいましたが、これはもしかしたら、
必殺エギやマスクシンカーなど手軽な
工夫に頼ってきた最近の自分に対する、
イカの神様からの戒めなのかも知れません(笑)

************

場所:東側某港
日時:2014年10月30日16:30-19:30,
21:00-翌1:30
潮回:小潮
釣果:アオリイカ2匹(胴長約17cm,15cm)
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