たまに釣行記

たまに関門や山陰に行ってアオリイカを釣ろうとするもたまにしか釣れない釣行記

伊豆エギング2013秋3回目(9月21-22日)後半

2013-09-23 | エギング釣行

前半からの続きです。

昼過ぎに目覚めます。清々しい秋晴れですが、
なぜか気分は少しどんよりしています。
「また15cmくらいのが2、3匹だったら
どうしよう」
昨晩発症した「ワンパターン病」に
支配されています。

でも今日は大潮に近い潮回りの
満潮の夕まづめに竿を出せます。
このシーズン最高の条件です。

午後4時堤防へ。港内奥寄りはファミリーで
にぎわっていますが、先端は誰もいません。
外洋側テトラに乗ります。
風向きは東寄りの予報でしたが、なぜか
弱い西よりの風。いつものキャストコースだと
向い風になり、飛距離が出ません。
いずれ東よりになるだろうと楽観します。

5時を過ぎ、陽が傾いていきます。
夕まづめ突入も、他の釣り人はエギンガー
ひとりだけ。空いているのは有難いことです。

異常なく午後6時前の夕日タイム。
家族連れ、カップルが堤防先端までやってきて、
夕日を撮影しては帰ってゆきます。

P1000464

午後7時前。満潮直前です。釣り人も
徐々に増え、エギンガーも3、4人いますが、
外洋側テトラに乗っているのは自分だけです。
いつものポジション、キャストコース。
風も追い風に変わっています。

手前まで引いてきたところで根掛り。
海草と思い竿を3回強くあおると外れてくれました。
が、竿に重みを感じます。
海草の束を引きちぎった?
と思った途端、ぐいんぐいんと引きます。

P1000467

胴長約21cm。この秋初のキープです。

今のは何だろう。
海草掛り外しからのイカ乗り。
以前にも一度似たような経験がありました。
この想像が本当なら、カンナが海草に引っかかった
状態で激しく上下にじたばたするエギの動きに
イカが反応したということなのか。

再開一投目。エギの激しい動きを意識して、
いわゆるハイピッチショートジャーク的なことを
やってみます。するとフォール中にこつんとイカパンチ。

再度同じコースにキャスト。
着底から大きく2回しゃくって、HPSJ、フォール。
するとしゃくり乗り。

P1000469

胴長約20cm。こちらもキープ。

それから15分ほど反応無く、
短い時合いが終わったかと思ったころ、
回収直前の聞き合わせで乗っていました。

P10004702

胴長約15cm

その後は異常なく7時半に夕方の部終了です。

やっとアベレージ15cmの壁を越えた!
清々しい気分で夕食。

にわか雨、『半沢直樹』最終回のあと、
11時前に夜の部開始。
午前1時前の干潮に向かう時間帯ですが、
昨日釣れた時間帯なので、少し期待。

港内奥には車横付けのグループが居ますが、
堤防には先行者なく貸切状態。
風向きがコロコロ変わり、釣り辛くなりました。
反応なく0時過ぎに納竿です。

今月は西伊豆秋イカ強化月間のようになり、
「ワンパターン病」にはまりかけましたが、
サイズアップという期待通りの変化を確認して、
何とか良い区切りをつけることができました。

釣れ方のパターンをまとめてみます。
時間帯:夕まづめ~午後11時頃の間の
いずれかのタイミング。
時合い:30分程度。
数:2~3匹。
型:だいたい揃っている。

ヒットエギに関しては、やはり現在自分の
勝負エギ(エギ王QライブROLNO)が
強かったのですが、一泊目は同種の
別カラー(エギ王QライブBVPN)で釣れました。

それと、今回はすべてしゃくり乗りでした(笑)

************

場所:西伊豆
日時:2013年9月22日16:00-19:30,23:00-24:00
潮回:中潮
釣果:アオリイカ3匹(胴長約21cm,20cm,15cm)
ヒットエギ:エギ王QライブROLNO(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.0号

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伊豆エギング2013秋3回目(9月21-22日)前半

2013-09-23 | エギング釣行

また西伊豆に行ってきました。
9月に入って3度目です。
「たまに釣行記」改め「まめに釣行記」状態。

港を変えることも考えましたが、宿のとりやすさと、
確実にイカがいるという信頼感から、
前回・前々回と同じ漁港です。

同じ場所に頻繁に通うと、
釣れるパターンが分かってくるので、
安心感はありますが、意外性は薄れてきます。

前回釣行から台風を挟んで一週間が経ちました。
はたして今回は、これまでのパターンの
繰り返しになるのか。それとも何か
意外なことが起こるのか。

土曜夜7時に現地投宿。8時に大堤防へ。
連休初日とあって、釣り人で賑わっています。

6時前満潮からの下げ。
先端には電気ウキ。その手前の外洋側にも電気ウキ。
その間に入って、しばらくキャストを繰り返すも
異常なし。先端のウキ釣り師が撤収したので
先端角(港内側)に移ります。
ここで粘るも異常なし。

10時を回りました。
外洋側のいつものテトラポジションに移動し、
いつものコースにキャスト。
ここで新しいエギ「エギ王K」を
試しに使ってみます。エギ王QLiveより少し
重く、若干よく飛ぶような気がします。
しゃくり、フォール時には、
エギの重みを感じやすく、
強風でやりにくい時にはいいかもと思いました。

潮はよく動いています。
逆に動きすぎるのも良くないのかなー
などと思っていた11時前、
沖目でしゃくり乗りです。

P1000445

胴長約15cm

坊主回避はうれしいのですが、
サイズは前回、前々回のアベレージサイズで
少しがっかり。

その二投後、中間付近でしゃくり乗りです。

P1000448

胴長約13cm

サイズダウン。こんなはずじゃあ…

短い時合いで2~3匹がパターンなので、
その後はあまり粘らず11時過ぎに夜の部終了。

夕食、仮眠後、午前4時に
同じポイントで朝の部開始。
何も反応無く、明るくなるにつれて
早朝ジギンガー、ファミリーなど釣人密度が
高くなってきたので場所移動。
向かいの小堤防へ。

苦手でやる気も低下する朝まづめ。
そこに喝を入れるべく、今回用意したのは
リアルカラー(ネンブツ)のエギ。
前回釣行で目撃したチビアオリの
ネンブツ捕獲が頭から離れず、つい買って
しまったのです。
結果…やっぱり釣れず。

7時前満潮まで粘って朝の部終了です。

一泊目の釣りが終わりました。
釣れ方は前回、前々回と同じで、
短い時合いに2、3匹釣れる、
というパターンでした。

イカのサイズについては少し大きくなるかと
期待していたのですが、わずかにサイズダウン。
坊主でないだけ感謝すべきところですが、
なんだろう、このワンパターンな感覚。
おそらく頻繁に釣行すると避けて通れない
感覚なのでしょう。

何か変化が欲しい、
とわがままに願いつつ一泊目終了です。

後半に続く。

************

場所:西伊豆
日時:2013年9月21日20:00-23:00,22日4:00-7:00
潮回:大潮・中潮
釣果:アオリイカ2匹(胴長約15cm,13cm)
ヒットエギ:エギ王QライブBVPN(バイオレットピンク/虹)3.0号

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伊豆エギング2013秋2回目(9月13-14日)後半

2013-09-16 | エギング釣行

前半からの続きです。

昼過ぎに目覚めます。
風弱く、天気もいい。ただ暑い。
地元の釣具店でエギ補充。
コンビニのパンで軽い食事。

午後4時、漁港大堤防で夕方の部開始。
釣り人はけっこういますが、外洋側テトラは
誰もいません。いつものポジション(Aポジ)
でいつものキャストコース。しばらく無反応。

すると3人組エギングチーム(?)登場。
うち1人が外洋側先端寄り(Bポジ)に入ります。
しまった。そこに入られるといつもの
キャストコースがとれないので、
混まないうちに自分がBポジに
入らないといけなかったのに…
油断していました。

エギングチーム移動してくれないかなー
と思いながら異常なく時がすぎ、
すっかり暗くなった6時頃、
Bポジのエギンガーが一匹あげます。
や、やられた…

これでBポジはしばらく空かないことが決定。
他のポジションも埋まっています。
結局Aポジから望みの薄いキャストコースで
お茶を濁します。

やる気無くしゃくっていると、手前で根掛り。
硬い海草と思い、強めにガツンとあおると、
強烈なトルクでグングンと引きます。
え? と思った瞬間フックアウト。
大き目のコウイカと推定。
やる気が薄れるとコウイカが現れる。
これはエギングのセオリーなのか。

結局Bポジは空かず、
7時半まで粘って夕方の部終了。
さて夕食ですが、前回入れなかった目当ての店へ。
久しぶりに西伊豆の海の幸を堪能し、
リベンジを果たします。

食後は仮眠をとらず午後9時に釣り再開。
エギングチームも去り、やっと狙いたい
ポイントにキャストできます。

1時間ほど無反応ののち、有望ポイントで
中間まで引いたところでしゃくり乗りです。

P1000441

胴長約15cm

二泊目坊主を逃れてひと安心します。

その2投後、中間まで引いたところで
テンションフォール中に明確なアタリが!
合わせると乗りました!

P1000444

胴長約15cm

やっとアタリがとれました。
その後1時間ちょっと粘りましたが
反応なく、長潮の奇妙な潮流に
悩まされつつ納竿です。


理想の西伊豆釣行を求めた今回の釣行。
一泊につき2~3匹と、前回と釣果は変わりませんが、
夕食リベンジ、アタリのリベンジを果たすことが
できました。

そういえばアタリで思い出したのですが、
去年の秋は0.6号サスペンドのラインを使って
いました。現在は0.6号フローティング。

サスペンドのほうがアタリを取りやすい
気もしますが、今使っているラインは
気に入っていますし、ライン変更は
手間も金もかかるし、どうしたものか。
少し悩んでみようと思います。

あと今回のヒットエギはすべて同じエギでした。
勝負エギとしてここぞの場面で使うから
そうなるのでしょうが、
近所の店に置いていないのが悩みです。

次回釣行は、いつになるか分かりません(笑)

************

場所:西伊豆
日時:2013年9月14日16:30-19:30,11日21:00-23:30
潮回:長潮
釣果:アオリイカ2匹(胴長約15cm,15cm)
ヒットエギ:エギ王QライブROLNO(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.0号

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伊豆エギング2013秋2回目(9月13-14日)前半

2013-09-16 | エギング釣行

時空がゆがんでしまったのでしょうか。
おととい西伊豆に行ってきたばかりなのに…

前回、久しぶりの西伊豆釣行だったのに
旅の風情を味わえず、「こんなはずじゃない」
と思っているうちに、気がつくと
西に向かう列車に乗っていたのです。

前回悔しかったことがもうひとつ。
秋シーズン初回釣行で2匹釣れたのはいいのですが、
どれも勝手に乗っていたパターンで、
アタリをとって合わせていないので、
「釣った」感が薄かったのです。

そんな訳で西伊豆リベンジ釣行。
台風の接近が気になりましたが、
土曜深夜までは天気ももちそうです。

金曜夜7時に現地投宿。
雨はなく風も弱く、前回よりいい条件です。
7時半、漁港大堤防テトラへ。
前回釣れた夕まづめの時間帯は逃していますが、
10時半満潮なので、悪くないはず。

外洋向きテトラのいつものポジションに乗ります。
ちょっと波があって、アタリをとるのは
また難しそう。開始1時間は異常なし。

8時半を回り、ポジション移動を考えはじめた時、
着水→着底から糸ふけをとると乗っていました。

P1000425

胴長約15cm

ほどなくして、中間まで引いてきたところで
フォールからしゃくりに移ったとたんに
乗りました。

P1000430

胴長約15cm

しばらく反応なく、堤防先端のテトラに移動。
こちらも中間まで引いてきたところで
しゃくりの最中に乗りました。

P1000434

胴長約16cm

その後は反応なく、満潮を過ぎた11時に
夜の部終了。遅い夕食は、また前回と同じ
中華屋(笑)。西伊豆らしい食事は、明日の
夕食にとっておきます。

仮眠後午前4時に朝の部開始。
6時過ぎ干潮なので期待薄でしたが、
やっぱり無反応。釣り人も少ない。
エギンガーも2、3人。

もともと苦手な朝まづめ。
明るくなるにつれて戦意を失っていきます。
5時半ごろ、小さなコウイカ(推定)を
かけますが抜き上げでバラシ。
朝まづめに戦意喪失→コウイカばらす
このパターン、前にもあったな…

足元の水面で、ネンブツダイが平打ちで
くるくる回っています。小アジは見たこと
ありましたがネンブツは初見だったので、
へー、と眺めていると、テトラの間から
ボタモチアオリが現れ急襲、ネンブツを
抱えて潜っていきます。すると一挙に
5~6匹のボタモチアオリが現れ、ネンブツを
うらめしそうに眺めたあと、散開しました。
チビアオリ沢山いるじゃん、と
これからに期待を持てる光景でした。

6時を回って納竿です。

P1000436

釣行一泊目を振り返ると、
夜の部では約1時間の間に3匹釣れました。
「爆釣」「数釣り」とはいきませんが、
自分にしては出来すぎの1時間でした。
ただ依然アタリがとれていません。

特に気になったのは2匹目。
テンションフォールからしゃくりに移った
とたんに乗っていたということは、
テンションフォール中に抱いていたはず。
それに全く気付かなかったわけです。
こんなソフトな抱き方が多ければ、
どうしてもしゃくり乗りが増えてしまいます。

二泊目はアタリをとれるでしょうか。

後半に続く

************

場所:西伊豆
日時:2013年9月13日19:30-23:00,14日4:00-6:00
潮回:小潮・長潮
釣果:アオリイカ3匹(胴長約15cm,15cm,17cm)
ヒットエギ:エギ王QライブROLNO(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.0号

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伊豆エギング2013秋1回目(9月10-11日)

2013-09-12 | エギング釣行

9月下旬に予定していた秋のシーズン初回釣行。
待ちきれずフライング気味に行ってきました。

今回は一泊二日の平日釣行。
予報は東の風なので、西方面がいい。
釣況も東より西のほうが良さそう。
ということで、1年5ヶ月ぶりになる西伊豆へ。

夕方前に現地投宿。
予報よりも風が強いのが気になります。
弱い霧雨も降っています。でもすぐに乾くので、
釣りに支障はなさそう。夜には止む予報。

宿で一服後、早速漁港の大きな堤防へ。
釣り人は浮き釣りの夫婦1組だけ。
午後4時半実釣開始。外洋側テトラに乗ります。
風向きの関係で、テトラ際を引くような
キャストコースになります。

一投目。秋ということで中層をキープしながら
しゃくりとフォールをくり返します。
中間付近でしゃくりからフォールに移ったとたん、
こつん、ぶるん、と魚のようなアタリが。
なんと一投目から釣れてしまいました。

P100041502

胴長約15cm

その後は続かず。
テトラのポジションを変えてみます。
すると足元に15cm位のアオリが見えます。
サイトに初挑戦するも失敗。

最初のテトラポジションに戻りますが、
風が強くなり、やりにくくなります。
エギを3号から3.5号に換えるとマシになりますが、
やはり異常なし。

漁港をぐるりと回って反対側の小堤防へ。
港内船道入り口に向けて遠投。
エギのサイズ、カラーを色々換えるも無反応。

午後6時を回ります。満潮まであと1時間。
いい時間帯のはず。気を取り直して、
最近の自分の勝負エギに換えてキャスト。
着水からのフォール中に、なんと乗っていました。

P100041902

胴長約17cm

大堤防テトラに戻るも異常なく、
強風に負けて午後7時半、第一部終了です。

さて、楽しみにしていた久々の西伊豆での夕食。
目当ての店は定休日。Bプランの店は営業時間を
過ぎていました。仕方なく、最近伊豆のあちこちで
見かけるタイプの台湾中華屋へ。
廉価で入りやすく、遅い時間でも空いているのは
有難いのですが、西伊豆の旅の風情はありません。

夕食、仮眠後、午前1時半から第二部開始。
予報に反して、霧雨は降り続いています。
風も強まっているような。

高速船発着所の堤防。先行エギンガーがひとり。
干潮前で釣れる気がしません。やはり無反応。

午前3時。漁港に戻り小堤防テトラに乗ります。
こちらも無反応。

午前4時。大堤防テトラへ。
ここからの1時間が勝負だと思っていました。
すると、懸念していた事態が起こります。
霧雨が強くなり始め、テトラが濡れだしました。
後ろ髪を引かれながら納竿です。


久しぶりの西伊豆でしたが、
主に夕食の問題で、期待していた旅の風情は
いまひとつでした。一泊だけだとどうしても
ばたばたしてしまいます。
西伊豆をのんびり楽しむには、
やっぱり二泊無いとだめかなと思いました。

釣果のほうは、なんとか坊主は逃れました。
昨年の東伊豆でのシーズン開幕戦と較べると、
数は少ないですが型はいいという結果です。

この新子の型のよさは西伊豆の傾向なのでしょうか、
それとも今年特有のことなのでしょうか。
秋シーズンの西伊豆は初めてなので、
よく分かりません。

釣行条件を振り返ると、強風に悩まされました。
3号のエギでは何をやっているかよく分からない
場面が多く、3.5号をもう少し持っていけばよかった
と思いました。

そして朝まづめは雨にやられましたが、
満潮に向かう夕まづめで結果が出ました。

次回は9月中にもう一度行く予定です。
日程と体力の関係で多分東方面になると
思います(笑)。

************

場所:西伊豆
日時:2013年9月10日16:30-19:30,11日1:30-4:00
潮回:中潮
釣果:アオリイカ2匹(胴長約15cm,17cm)
ヒットエギ:エメラルダスダート金-ピンク3.0号、
エギ王QライブROLNO(ラメ/オリーブ/虹/オレンジベリー)3.0号

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