秋のシーズン初回釣行。
10月の予定でしたが、急遽平日休みがとれたので、
フライング気味ですが行ってきました。
雨が降り続く日曜夕方、東伊豆某港到着。
投宿後適当な店で夕食。食べ終えて店を出ると
雨が小降りになってきたので、夕まづめねらいで
午後5時半実釣開始。
常夜灯のあるポイント。
先行者は2人組のにぎやかそうなエギンガー。
なんとなくスルーします(笑)。
柵のあるポイントへ。先行者1人。
雨は止みました。風は追い風。
有望なポジションでキャストを繰り返します。
根掛りが頻発して、エギを2個ロストします。
ここで、秋は底を取らなくても釣れるという
セオリーを思い出します。根掛り回避もかねて、
底をとらずに中層でしゃくり・フォールを
繰り返します。
この中層キープ、実はあまり好きではありません。
冬と春にはやりませんし、秋は一応少し試しますが
釣れた経験が無いのです。
なにより、回収までずっと気を抜けないので疲れます(笑)。
ところが今回は違いました。
中層キープから回収直前で、わずかな重みが伝わります。
上げてみると、なんと今秋初イカです。
胴長約10cmの新仔です。
勝手に乗っていたようで、引きもほとんど
ありませんでした。坊主回避に感謝してリリースです。
やっぱりまだ時期が早いかなと思いながら、
中層キープを繰り返すもあとが続きません。
午後7時前、突然向い風が出てきました。
竿を出しにくいので場所移動。
常夜灯のあるポイントに戻ります。
先行者1人。余裕をもって空いているところに入ります。
小潮ですが9時前の満潮に向かういい時間です。
一投目。中層キープでテンションフォール中に
わずかな違和感があります。まあいいやとスルーして(笑)
次のしゃくりを入れると、乗っていました。
胴長約13cmの新仔です。
リリースサイズではありますが、
秋開幕記念(笑)ということで、
また昨年秋余裕のリリースをかました結果
新仔を食べられなかったトラウマもあって、
勝手ながらキープします(笑)。
昨年秋の雪辱を果たしてもう満足なのですが、
ここから意外な展開になります。
なんと連続ヒット。午後9時過ぎまでの間に、
トータルで8ヒット7キャッチ1バラシ。
比較的大きめなもの3匹(といっても13cm位ですが)
はキープさせていただきました。
釣れ続けるという経験は、実家の港での初エギング
以来のことで、伊豆では初めての経験です。
単発エギンガーの自分にとっては夢のような2時間でした。
午後9時半ごろにはアタリもなくなり、
10時に宿に撤収。夜食、仮眠のあと、
午前1時から同じ場所で再開。
異常なく、柵のポイントに移るも横風でまともに
竿を出せず。再び常夜灯ポイントに戻り、
粘ったすえ午前3時前にやっと来ました。
胴長約13cmの新仔です。ここはリリース。
このあとは続かず、午前3時、疲れと満足感から納竿です。
エギング3年目にして初めて秋の数釣りらしきものを
経験できました。伊豆の海の恵みに感謝し、
再びこの幸運に恵まれたときには、
小型は全リリースしたいと思います。
時合いの間、アタリが止まるとエギを変えたり、
攻め方を変えたりで変化をつけるとアタリが戻り、
結果的に3.5号でも釣れましたし、底でも
釣れたのですが、約半数は次のようなパターンでした。
・エギは3.0号(跳ね上がりタイプ)
・中層キープ
・テンションフォール中にじわっとテンションが
強くなり、合わせると乗る
エギのタイプについては、一度跳ね上がりタイプを
使ってみたかったので用意していました。
時合の時点で、3.0号の通常タイプ(ダート)が
無かったので、3.0号はもっぱら跳ね上がりタイプに
なりました。ダート/跳ね上がりの比較が
出来なかったのは残念です。
3.0号跳ね上がりは、夜光ピンクと夜光キンアジの
二色を使いましたが、どちらも同じくらいよく
釣れました。
今回はイカのアタリを色々経験し、
中層キープで結果が出るなど、
収穫の多い釣行になりました。
釣行条件を振り返ると、長雨直後の日曜夜という
プレッシャーの低い条件下での結果でした。
一番のハイプレッシャー対策は、
「ハイプレッシャーを避ける」
ということなのでしょうか。
とはいえ、単発エギンガーの自分でもこれだけ
釣れるということは、やっぱり今年は
イカが多いのかも知れません。
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場所:東伊豆
日時:2012年9月23日17:30-22:00 , 24日1:00-3:00
潮回:小潮
釣果:アオリイカ9匹(胴長10~13cm)
ヒットエギ:
エメラルダスフォール夜光ピンクアジ3.0号
エメラルダスフォール夜光キンアジ3.0号
アオリーQエースサイドマーブルパープル3.5号
アオリーQエースレッドベイトオレンジ3.5号