たまに釣行記

たまに関門や山陰に行ってアオリイカを釣ろうとするもたまにしか釣れない釣行記

伊豆エギング2012-13冬2回目(12月15-16日)

2012-12-17 | エギング釣行

今年最後の伊豆釣行です。
風向、天候、日程など諸々の兼ね合いから、
結局前回と同じ東伊豆某港へ。

午後7時前に投宿。満潮からの下げに期待して、
すぐに着替えて釣りスタートです。

今回は、港から少し離れた外洋向きのポイントでも
竿を出してみようと思っていたのですが、
期待に反して外洋は大波で荒れていたので、
あきらめて前回同様港内の釣りになります。

午後7時半、新堤からスタート。
雨上がりの後で誰もいません。
前回入れなかったベストポジションに入ります。
が、横風きつく投げたい方向に投げられません。

他の釣り人がぽつぽつ現れますが、
みなさん風に苦労している様子。
親子連れの釣り人の話では、夕まづめの時間帯も
釣れていなかった模様。テンションが下がります。

追い討ちをかけるように、
開始早々根掛りエギロスト連発。
しかもPEラインから切れているので、
そのつどリーダー結束。リズムに乗れません。

風に背を向けてせっせと編み込み。
リーダー、スナップ、エギを結束。やれやれ。
一服して、心機一転キャスト。ブチン!
キャスト切れ。またPEから。

じつは前回にも兆候があったのですが、
どうもPEの先端付近が弱って切れやすくなっている
模様。断腸の思いで(笑)先端2m分を切り落とします。

再度リーダー結束。恐る恐るキャスト。
どうやら大丈夫なようです。

とはいえ開始早々エギを3つ失いました。
いつも必要最小限のエギしか携行しない自分にとっては、
「エギ切れ」という別の不安が持ち上がります。
底を積極的に攻められなくなりました。

午後9時半までやりましたがアタリもなく、
風とトラブルで不完全燃焼のまま一時撤収です。

遅い夕食、仮眠のあと、午前1時半から再開。
新堤のベストポジションへ。
やはり横風ですが少し弱まりました。
干潮からの上げ潮に期待するも異常なし。

午前3時、赤灯堤防へ移動。
前回結果の出たエリアをねちねちやりますが無反応。
午前4時過ぎには気温が下がり、
一時的に風が強まって、テンションが下がります。

寒さにふるえながら思います。
イカの多いシーズンだとしてもやっぱり冬は厳しい。
秋以降何とか釣れ続けてきたけれど、
いよいよ自分の持ち味を発揮して坊主になるのか…

午前6時、朝まづめに合わせて再び新堤に移動。
誰もいません。風も弱まっています。
ベストポジションで第1投。
やりたかった場所で、やりたかった方向・距離の
キャストが久々に出来ました。

着底カウント。糸ふけをとって、糸ふけをとって、
糸ふけをとって、あれ? 糸ふけがとれない!

なんじゃこりゃー! と思いながら、いつもなら
1、2回で済む糸ふけをとる動作を4回繰り返した
ところで、ずしっと重みが。なんと乗っていました。

P1000360

胴長約21cm。

坊主回避記録継続のまま歳越しです(笑)。

時合を期待して第2投。
が、ここでもやっぱり大量の糸ふけ発生。

これはつまり…
満潮前の上げで強力な当て潮。せっかく遠投した
エギが、すごい勢いで手前に戻ってきているのです。
ということは…結局悪条件。
1投目の1匹はたまたまのラッキーヒットに過ぎず、
午前7時半満潮まで異常なしで納竿です。

P1000365

朝日を浴びる港

幸運にも坊主はのがれましたが、
今回は外洋の高波、ライントラブル、エギ切れ不安、
強風、当て潮などで、思い描いていた釣りとは
かけ離れた釣りになり、やり切った感の薄い
釣行になりました。

気象、潮流は行ってみないと分からない面がありますが、
ラインについてはまったくの準備不足です。
次回釣行は来年になる予定ですが、それまでに
PEを前後逆に巻き直しておこうと思います。

************

場所:東伊豆
日時:2012年12月15日19:30-21:30,16日1:30-7:30
潮回:中潮
釣果:アオリイカ1匹(胴長約21cm)
ヒットエギ:エギ王QライブSPVA(ピンクバイオレット/赤)3.5号

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伊豆エギング2012-13冬1回目(12月1-2日)

2012-12-04 | エギング釣行

気温が一挙に下がって、早くも冬本番のようです。
何かと忙しい時期でもありますが、
こういう時こそ釣り人少なくプレッシャー回避に
なるだろうということで行ってきました。

予報は北東系の風なので西方面がいいのですが、
土曜夜現着一泊のきつい日程なので、やはり東です。
ただ今秋ずっと同じ港でやってきましたので、
変化を付けたくて、南伊豆に近い大きな港へ。

ここに来るのは3年振りです。
前回はメバル目的でしたので、エギングでは初。
夜8時現地投宿。コンビニ買出し。味気ない夕食。
疲れもあってしばし休息。気付くと10時過ぎです。
このまま眠ってしまうと単なる温泉旅行なので、
防寒を整え港へ。

夜11時、新堤防港内から開始。
水深があり、今回もっとも有望視していたポイントです。
ベストポジションに先行者ひとり。メバルかな?
その人から根元寄りに入ってキャスト。
横風きつくやりづらい状況ですが、
0.6号サスペンドラインのお陰か、なんとか釣りになります。

とはいえ飛距離は出ず、ストレスがたまります。
干潮を回って午前1時まで粘って無反応。移動します。

港内をぐるっと回って赤灯堤防先端へ。先行者なし。
先端から扇状にキャストできます。
まず10時方向へ。横風を受けてあまり飛ばず。
潮流も複雑でラインコントロールも難しい。
3投目。風の止み間でちょっと飛んだかな。
着低を待って糸ふけをとっていると、
ラインにおかしなテンションが。
合わせると乗っていました。

P10003372

胴長約17cm。

坊主を逃れてほっとします。
同じゾーンにキャストするも続かず。
次第に風が強まり、9時~10時方向はあきらめます。

12時~3時方向を中心に、エギを替え、方向を替え、
キャストを繰り返します。
午前2時頃。1時方向へのキャストから引いてきた
手前寄りで、底ずる引き中にエギをぐいっと
引っ張るアタリ! 合わせるも乗らず。

同じゾーンをもう一度ずる引き。根掛りでエギロスト。
手前寄りの底はやっぱり根掛りリスクが高い。
でもそこにイカがいる。こういうときは…
最近密かに訓練(笑)してきたスラックジャーク
(的なもの)でねちねちと攻め続けます。

ハンドルを指ではじく操作にも段々慣れ、
「う~ん、こーへんなー」と関西弁で
つぶやいたりしていた午前3時頃、
アオリの浮き釣り師登場。先端左寄りに入ります。

お話を聞くとここに通いつめているベテランの方で、
ここの最近の釣況や、有望なポイントなどを
教えてもらえました。

「このあたりがいいよ」と言われたところを
早速スラックジャークでねちねちやってみると、

P10003402

胴長約18cm。

貴重なアドバイスのお陰で釣らせていただきました。
その後は続かず、午前4時頃に移動で再び新堤防へ。
ベストポジションには…昨晩からの先行者が。
厳しい冷え込みのなか、一晩中強めの横風を受けて
粘り続けるとはなんたる根性!
仕方なくまた根元寄りに入るも無反応で
午前5時過ぎ、集中が切れてまづめを待てずに納竿です。

今回の収穫:
自分にとってイカが釣れる港が一つ増えました。
また、ベテラン釣り師のアドバイスを得て、
型は小さいものの何とか冬でも複数の釣果を出せました。
スラックジャーク的な誘いで釣れたのも初の経験です。

今回の反省:
厳しい旅程で、夕まづめを逃したのは残念でした。
あとは久しぶりの港ということで、風向きの読みが
狂っていて、予想以上にやりづらかったのも残念です。

年内はもう一度行くかもしれません。
余裕のある日程と、風向き優先で組みたいと思います。

************

場所:東伊豆
日時:2012年12月1日23:00-2日5:00
潮回:中潮
釣果:アオリイカ2匹(胴長約17cm,18cm)
ヒットエギ:エメラルダスフォール夜光キンアジ3.0号
エメラルダスダート金-グリーン3.5号

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