たまに釣行記

たまに関門や山陰に行ってアオリイカを釣ろうとするもたまにしか釣れない釣行記

GW遠征(?)エギング2012年5月:瀬戸内

2012-05-08 | エギング釣行

前回の予告通り、帰省ついでの瀬戸内エギングの報告です。

ゴールデンウィークさなかの5月4日。
日中は家族と外出。
夜になり、疲れた体に鞭打ちながらの釣行です。

わたしの実家は釣り環境としては恵まれていて、
徒歩5分のところに港があります。
このホームの港は、地元でもそれほど人気のある釣り場
ではありませんが、常夜灯が効き、季節によって小アジ、メバル、
カサゴ、カマスなどが釣れ、秋には新子アオリもいけます。

ここでGWに竿を出すのは初めてですが、小アジとメバルは
絶対居るだろうと予想して、エギングタックルと
アジ・メバルタックルの二刀流でのぞみます。
エギングタックルのラインは、前回予告通り
0.6号サスペンドです。

夜8時、ホームの港で実釣開始。まずエギングは無反応。
春アオリはもともと望み薄でしたが、
コウイカについても、予想に反して墨跡はほんの僅か。

アジ・メバルも、これまでの経験に基づき鉄板ポイントを
攻めますが完全無反応。こんなはずでは・・・

小アジも寄らないということは、春アオリは絶望。
もっぱらコウイカを意識して底をずるずるするも異常なし。
潮が悪いのか、それともこの季節のここはいつもこうなのか。
予想外の完全無反応に愕然としつつ、
夜11時半、ホームの港に見切りをつけてポイント移動。

ホームから徒歩10分。常夜灯の効いた岸壁へ。
ここは地元ではそこそこメジャーなポイントで、
コウイカの釣果情報がある場所です。
到着すると、足元には多数のフレッシュな墨跡が!
墨跡の多いポジションにはコウイカ狙いで先行者数名。

期待が膨らみます。空いている隙間に入ってキャスト、
ずるずるします。無反応。
なんだろう。仕掛けが悪いのか。時間帯が悪いのか。
1時間半ほど粘りますが無反応。
再び場所移動。

さらに徒歩10分移動し、大きな港の堤防へ。
ここは地元ではさらにメジャーなポイントで、
この時期はコウイカの鉄板ポイントです。

しかし時刻は深夜1時半。先行者は堤防根元に1人だけ。
ほぼ貸切状態です。足元を照らしながら堤防先端へ
進んでゆくと、あちこちにフレッシュな墨跡が。
これはいける!

堤防先端付近からあらゆる方向にキャスト。
小1時間経つも異常なし。

午前2時を回り、そろそろ干潮です。
煌々と光る満月に照らされながら、ひとり堤防で考えます。
墨跡は沢山あるのに、誰もいない。
時間帯を外しているのか?

でもそもそもこの地域の熱心なエギンガーなら、
せっかくのGW、春アオリを狙える
山陰なり九州なり四国なりに行くはず。
わざわざコウイカを狙いに来る人が少なくても
不思議じゃない。

気を取り直して、基本に戻ります。
まず墨跡セオリーに従って一番墨跡が濃いポジションに立ちます。
またエギを3.5号+アゴリグシンカー5gから変更し、
3.0号+アゴリグシンカー5gにします。
ライトアクションのコンパクトシーバスロッドなので、
このルアー重量のほうがフルキャストしやすく、
飛距離も稼げるかもという思惑です。

風を背負って外洋側へフルキャスト。
ひたすら底をずるずるします。
潮流でエギがじわじわ右へ流れていきます。
構わずずる引いていきます。
何度かラインにテンションが出ます。
合わせるも空振り。海草か起伏へのひっかかりです。
そんなことを2~3回繰り返し、
ふたたびテンションが出ます。
念のため合わせます。
ずしっという手ごたえ!

弱い引きを感じます。これは! とうとう来た!
やはり鉄板ポイント!
慎重に寄せます。足元付近で引きが強くなり、あせります。
水面に上がってきました。

タモはありません。コウイカなのでギャフも難しい。
抜き上げるタイミングを計っていると、
プシュ、プシュ、プシュと連続ジェット噴射。
竿がフッと軽くなります。バラシてしまいました。

ぐああああああっ、とひとり深夜の堤防で悶絶。
帰省ついでの釣行ということで、タモの準備を
怠った自分を呪います。

気を取り直し、同じコースにキャスト。反応なし。
もう一度同じコース。無反応。時合いじゃないのかな?
再度同じコース。ラインにテンション。合わせます。
ずしっと来ました! 乗りました!

今度は絶対捕る! そうつぶやきながら、
ゆっくり寄せます。先ほど水面ジェット噴射でやられたので、
今度は水面に浮かせないように足元まで寄せます。

足元水面下30センチくらいのところで、直下に何度も
もぐらせます。イカの体力を奪っているつもり(笑)です。
直下もぐりが一段落したところで、一気に抜き上げます。
やりました、ランディング。

P1000221

胴長18cmのコウイカです。

P1000220

アオリと異なり、頭を持ち上げて怒り爆発の形相です。

時合が短かったのか、この後は続かず。
岸壁→ホームの港とポイント移動しますが無反応で
午前5時に納竿です。

何とか坊主を逃れました。
干潮で時合が来たのは意外でした。
コウイカでは良くあることなのでしょうか。

コウイカ一匹に何を熱くなっているのかと思われるかも
知れませんが、自分にとっては初のコウイカです。
そしてもともとアオリも含めて「数釣り」「爆釣」とは
無縁なものですから、とにかく嬉しい一匹でした。

とはいえ、実家の食卓用に
もう一匹欲しかったというのが本音です。
バラした一匹が悔やまれる釣行でした。

あと0.6号サスペンドのラインですが、
潮流、風の影響を思った以上に低減してくれました。
飛距離もわずかに伸びている気がします。
次回伊豆釣行でも使ってみようと思います。

************

場所:瀬戸内
日時:2012年5月4日20:00 - 5日5:00
潮回:大潮
釣果:コウイカ1匹(胴長18cm)
ヒットエギ:プレミアムアオリーQマーブルサクラダイ3.0号
      +アゴリグシンカー5g

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GW遠征(?)準備

2012-05-01 | エギング雑記

GWに入りました。

いますぐ伊豆に飛んで行きたいところですが、
GW前半は都合により釣行できません。

しかし、ネット上の伊豆春イカ情報を
ただ指をくわえて見ているばかりではないのです。
なんとGW後半には、いつもの伊豆ではなく
遠征釣行(!)の予定がありますので、
現在そのための準備中です。

憧れの春イカ遠征。行き先は、
南紀、高知、鹿児島、島根・・・
はたまた伊豆大島、神津島、壱岐、隠岐、種子島か・・・

ずばり、瀬戸内です(笑)

そうです、帰省ついでの釣行です。
これまで実家近辺では秋に新子を釣った経験はありますが、
春のエギングは初めてなので、結構わくわくしています。

まずは情報収集。
実家地域の例年の実績を見ると、春のアオリイカは
GW明けあたりから釣れ始める模様。つまりちょっと早い。
そのかわり、現在はコウイカが釣れているようです。

コウイカ、実は釣ったことありません。
専用のエギや仕掛けがあるようですが、
めんどくさい(笑)ので、アオリとコウイカ兼用で、
通常のエギにダイワのアゴリグシンカーを付けて
底をずるずるしてみようと思います。

シンカー装着には別の意味もあります。
実釣予定のポイントは潮流がけっこう激しいので、
速く底に沈めたいということもあります。

更に潮流対策として、0.6号サスペンドのラインを
巻いた替えスプールも用意しました。
いつもは0.8号フローティングです。
せっかくの春イカ遠征(?)ですから、
なりふり構わずの坊主回避シフトです。

何とかしてイカ(種類問わず)の画像付きの
遠征釣行記を報告できるよう、
しゃくりまくってずる引きまくって来ます(笑)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする