


ちょうどいいお湿り。
しばらくは水撒きをしなくて済みそう

べったりくっついて寝ている猫たち。

暑くはないのか?
さて、先週、富士吉田、浅間神社の薪能、殺生石の前シテに使われた淀君の新面。
猫舟の席からは遠くてよくわからなかった。
オペラグラスを持って行けばよかったと後悔したけれど、すでに遅し

で、写真撮影を許可されている写真家の宮本宏氏に写真を送ってもらった。


これならよくわかる


上の瞼が変わってる。
髪の毛のほつれ具合も今までにはなかったもの。
妖しい。
妖艶というのがぴったり。
怖い。
それでいて哀しい。
梅若玄祥先生の前シテはさすが、美しかった。
宮本先生、ありがとうございました。
他の写真は先生方の許可を取ってないので今回はパスします。
角当行雄先生の経政や直隆先生の殺生石・後シテはOKだと思うけど…
さて、淀君の幼名は茶々。
猫舟には昔、茶々という名の猫がいました。
雪の降る日、吉祥寺の動物園の入り口近くで拾った。


淀君さまとは大違い?
とても気のいい猫だった。
茶々の娘がねねとむむ。
父親は猿ではなくて大王さま。
どの子もとてもいい子たちでした。
ああ…
猫たちに会いたい。
ミリオンに会いたい。
いよいよお盆。
迎え火を焚いて猫たちが帰ってきてくれるのを待とう。