【猫と建築】 ブログ館

近代建築/看板建築/古墳/城/猫/ダム/ピクトさん/鉄塔/B級スポット/マンホール/変な看板等を収集しています

淡路~鳴門~瀬戸大橋

2010年03月22日 | 鉄塔/塔/配水塔/給水塔/工場/ガスタンク
淡路島・あわじ花さじき

ストックの花が咲いていましたがこれからもっといろいろ咲くんでしょうね。
向こうに見えるのが明石海峡大橋。(あ、これでは見えないですね)




大鳴門橋
 
うず潮の時間って分かるんですね~。              工事現場のナイスガイもいらっしゃいました。



鳴門泊。阿波三昧バイキングが美味しすぎました
四国また行きたい。




瀬戸大橋タワー

雨天のため展望タワーからは見事な景色が見えず残念。
高さ108メートルあっという間にのぼりました。ドーナツに乗ってぐるぐる上昇。
頂上で一回ガクンと下がるのが怖いデス




瀬戸大橋の向こうに、素敵なものが見えます!

 
妖精の卵と、秘密基地。


2010.03.05.~03.06.撮影



+ + +


巨大建造物は好きですが橋はまださほどグッときてません。
そのうち来るかも…

斉藤和義「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー(PV)」

熱心なファンではないですが彼の佇まいが好きです。橋に対する心境と似ている。
やっぱり骨格か。
ファンじゃないみたいに書いてますが、好きですよ♪



児玉町旧配水塔

2010年02月26日 | 鉄塔/塔/配水塔/給水塔/工場/ガスタンク
■児玉町旧配水塔  埼玉県本庄市児玉町  (国登録有形文化財)

昭和6年建設。飲料水として市街地5000人に供給していました。



 
後ろ姿はヤオコーの駐車場から拝めます。

 


 
空には真昼の月。小さくて見えませんね。


 



火の見櫓の鐘が風で揺られてカンカンと音をたてていました。


2010.02.20.撮影





今は水のない配水塔、ということで、

山崎まさよし 「水のない水槽」

彼の曲は未だにこれがいちばん好き。




【群馬県】水道資料館

2009年12月31日 | 鉄塔/塔/配水塔/給水塔/工場/ガスタンク
■水道資料館   群馬県前橋市敷島町216(敷島浄水場内)


昭和4年に建てられた敷島浄水場の旧管理事務所を改修。かなりきれいにされていて
見た目は新しいですが、平成8年12月に歴史的景観に寄与する近代建造物として、
配水塔とともに文化庁から登録文化財の指定を受け、近代水道百選に選ばれた施設でもあります。


何でこんな隙間から撮影しているかというと、またやってしまいました。
休館日探訪。というわけでチラリズム鑑賞です。
再訪して撮り直そう…。



休館日/火・水曜日、年末・年始
開館時間/午前10時~午後4時
入館料/無料




子どもの頃から見慣れているけど改めてじっくり見る配水塔はとても素敵に見えます。







■前橋市ホームページ/敷島浄水場
http://www.city.maebashi.gunma.jp/kbn/18400001/18400001.html

毎年5月の連休中にはつつじが植わっている浄水場内に入れる期間があります。
水道タンクも真下から見られます。


2009.12.29.撮影


+ + +


水に関する音楽といえばこれ。
オリジナル・ラヴ「水の音楽」




ガスタンクが好き

2009年07月26日 | 鉄塔/塔/配水塔/給水塔/工場/ガスタンク
出掛ける先で、気になるもののひとつ、ガスタンク。

突然現れる巨大な球体。

 

この日常的唐突感と圧倒的な大きさ・丸さにキュンとします。

存在自体がアート。

 

足元はこんな風になっていました。



内部のガスの圧力が均一にかかるように球体になっているそうです。


解体現場はテレビで見たことがあるけど(リンゴの皮むき方式でした)
造っているところも見てみたいなあ。



模様も各地でいろいろありますよね。スイカとか。
なかなか写真を撮れる機会がないのですが、見つけたらまた載せます。


2009.07.12.撮影









ふたつの塔

2009年01月27日 | 鉄塔/塔/配水塔/給水塔/工場/ガスタンク
 現存しないものへの憧憬。「現存せず」という言葉にグッとくる。
解体されて今はもう無い建造物。保存という名の放置で補修もされず
ただ朽ちていく姿を、自然に飲み込まれる姿を、その記憶を辿った写真
などをよく見るのだけど、このところのヒットは"エキスポタワー"
とにかくカッコイイ!!



 1970年に開催された大阪・万国博覧会のランドマークタワー。万博エリア
には無くエキスポランドにあったので、太陽の塔ほど有名ではないかも。
未来の住宅都市がモデルで、真っ直ぐに天へと向かって伸びる127mの鉄骨に、
木の実のような住宅キャビンが付いている。
設計は菊竹清訓。今まで近代建築ばかり見ていたので知らなかったけど、
菊竹氏は宮崎県にこんなおかしな建築も造っている。
(http://www18.ocn.ne.jp/~symbol/mch.htm)

 もともと鉄塔(塔ならなんでもグッときちゃう安上がりなわたし)や
廃墟、経年劣化の美や植物の浸食などにも"ぐは~;"となってしまうので、
これはもうかなりのヒット。 (実際に解体などに関わっている方はそんなこと
思いませんよね、すみません。。)


 「エキスポタワー写真館」というサイトはどこまでも追いかけ回していて
情熱の熱さ深さクドさにひたすら感服。どういうコネなのか分からないが、
閉鎖された内部の撮影までしている。かなり老朽化していて写真を見るだけ
でもムズムズしてくる、と同時に胸キュン。
 錆で腐食したキャビン・扉の外れた蝶つがい・昭和な字体の作業室の注意書き・
複雑に絡まった正確な鉄骨・休憩室の時が止まったままのカレンダー・
むき出しの螺旋階段・朽ちた床から生えた苔とともに芽を出す生命・
剥がれた塗装の下から顔を出す往時の色彩…。
見る人によっては老朽化した鉄の塊に過ぎないのだろうけど。

 立ち枯れた木のようになってから、解体決定から完了するまでほぼ毎日
定点観測、キャビンの取り外しの瞬間までおさえている。図面から構造も
全て頭に入っているらしく、解説もスゴイ。そして写真がどれもステキ。
という訳で勝手に紹介します。

  *エキスポタワー写真館
  http://homepage1.nifty.com/forever70s/expotower/index.html



 エキスポタワーは、万博当時は展望台や、無線通信による情報基地として役目
を終えた後、1990年9月に展望台の営業を終了、閉鎖。
2003年3月に解体が完了。 一説によると解体に約10億円、復元工事に約20億円
必要だそうで前者を選ばざるを得なかったのかも。


 当初の計画では350m以上という日本一の高さになるはずだったが航空経路や
予算、スポンサーなど問題で、幾度となく変更があり工期が遅れ完成したのは
万博開幕間近だった。設計変更前のタワーも見てみたいなあ。


 そういえば、1993年に吹田市に住む親戚の家に泊まらせてもらいつつ旅行した
ときに万博公園のまわりをドライブした。夜だったので何も見えなかったのが残念。
でも当時は建築物に興味なかったから、昼間に行ったとしても記憶に残ら
なかったかも。大阪城公園内のあの建物も全く覚えてないしなあ…。


+ + +



 そして今も残る「太陽の塔」。有名過ぎてあまり気にとめていなかったけど、
実は反博の塔だそうだ。 万博公園には行ったことがないけれど、今も当時の
建造物で残っているのは太陽の塔くらいだと思う。

  

 岡本太郎記念館のサイトを見ていたらこんな記述があった。

   当時、反体制の芸術家や学生は「反博」を唱え、太郎に対しても
   「お上に尻尾を振るのか!」と批判の声が上がった。だが太郎はこういって笑ったらしい。
   「反博? なに言ってんだい。一番の反博は『太陽の塔』だよ。」

 

 シンボルタワーだったエキスポタワーは解体され、反博の塔である太陽の塔は
大衆のシンボルにすり替わり、永久保存が決定し、今も生き証人のように、そして
今にも歩きだしそうに立っている。皮肉というか痛快というか。
子供のころテレビで見た岡本太郎は「芸術は爆発だ」と眼の玉をひんむいて云う
変なおじさんにしか見えなかったが、今になればとてつもないパワーを込めた作品を
たくさん創ったのがよく分かる。

それにしても、「永久保存」と云い切ってるのもすごいなあ。




■岡本太郎記念館
http://www.taro-okamoto.or.jp/index.html

■菊竹清訓建築設計事務所
http://www.kikutake.co.jp/

■スイタウェブ万博情報 エキスポタワー(跡地)
http://suitaweb.net/expo/facilities/expotower.htm

■(計画・構造などの情報)
http://expo70-web.hp.infoseek.co.jp/goodbteexpotower2.htm

■何処か遠くへ ~エキスポタワー (こちらも追いかけてます!)
http://leepi.milkcafe.to/p-expotower/tabi-expotower.htm

■国立科学博物館 1/22~2/8までEXPO'70展
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2008/expo70/index.html

野方配水塔

2009年01月25日 | 鉄塔/塔/配水塔/給水塔/工場/ガスタンク
東京都中野区江古田「野方配水塔」

1930年(昭和5年)に完成しました。


一時期解体の計画もあったそうですが、解体するにも相当な費用がかかるという事で、
解体せずに現在も、2000トンを貯水する災害用給水槽として利用されているそうです。




この配水塔を知ったのは、林望氏著の「東京珍景録」(新潮文庫)という本でした。
本屋さんで表紙がステキだったので何気なく手にしたのがきっかけで
それまで古い建物など、漠然として"なんかイイなあ"と思っていたものたちが
ハッキリ"と大好き"に変わった瞬間でした。

その本にも幼稚園からの構図の写真が載っていて不思議に思ったのですが、
配水塔の正面はここからしか見えないんですね。納得。


配水塔前のバス停


配水塔の前の幼稚園の柵にぐるぐる巻きになっていた木。



現在の配水塔にはこんな王冠のようなデザインはしませんよね。
当時の美意識や水がいかに大切な存在だったかが分かります。




大きな背中。



戦火にも耐えてきました。



大きな背中その2。つぎあてが…




配水塔の敷地は「みずのとう公園」になっています。
公園内のベンチは不思議なデザインでした。
配水塔がアジトで、ここで作戦会議を?

ベンチから見た配水塔。


正面は幼稚園があるため見えません。ここからが限界。。




新井薬師駅から歩いて行きました。
駅周辺にはこんな感じの建物が残っていました。




2008.12.21.撮影

給水塔が好き

2009年01月10日 | 鉄塔/塔/配水塔/給水塔/工場/ガスタンク
ひとつ前の記事は配水塔でしたがこちらは給水塔
東京都世田谷区にある「駒沢給水塔」です。
大正12年に建てられました。




住宅街を歩いていると突如非現実的な建物が視界に飛び込んできます。


敷地の中は普段は立ち入り禁止です。不審者よろしく周囲をぐるぐる歩き回り
撮影するも全貌は見えてきません。
カラスが騒ぎだし、建物もかなり年季の入ったものなので、夕闇が迫る時刻に
たまたま通りかかった他の土地の人は不穏に感じてしまうかも。
今は震災時に飲料水を供給する応急施設となっています。


毎年10月頃に、見学会を開催していると聞きつけて行ってきました。
(事前申込制)

 
2基の給水塔はトラス橋でつながれています。
塔の高さは30メートル。
将来的には3基になる予定でたしが、実現せず。

てっぺんの照明は水滴の王冠を表しているそうです。
素敵な表現ですよね~

わたしの撮影の仕方が悪くて、不鮮明でポイントをおさえきれていませんが(汗)




大好きなツタ!


駒沢給水塔の詳しい歴史やちゃんとした写真は以下のホームページからどうぞー。
塔のてっぺんから見た景色や夜景の写真もあります!
駒沢給水塔風景資産保存会
http://setagaya.kir.jp/koma-q/


2006.10.01.撮影



+ + +


こちらは浄水場の施設
群馬県伊勢崎市「伊勢崎竜宮浄水場」



新しい建物なので注目していなかったのですが(明治~昭和初期が好きなので)
久しぶりに通りかかったらちょっと気になったのでパチリ。

2009.01.10.撮影


配水塔が好き

2009年01月06日 | 鉄塔/塔/配水塔/給水塔/工場/ガスタンク
茨城県水戸市「水戸水道低区配水塔」

1932年(昭和7年)に建てられた配水塔。
国の登録有形文化財に指定されています。



写真は携帯カメラのものです。ちゃんとしたカメラでも撮影したのですが
フイルムのためアップできません…(スキャナ持ってない)



マンガに出てきそうなデコレーションケーキ(!?)みたいな
素敵なデザイン、素敵な細部の意匠、素敵なフォルム、素敵な色合い。
とっても可愛らしいですねえ。
この配色は建築当時の色合いのようです。
時代によって塗り直される色が違うみたいだけど、
色でかなり印象が変わりますよね。

 


全国の配水塔めぐりしたいなあ。


2006.11.18.撮影



こちらで内部の様子が分かります
http://www.ktr.mlit.go.jp/hitachi/info/kouhou/vol22/10.html